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線をひく愛情


線を引かれて傷ついた経験はありますか?

わたしは過去に何度か覚えがあります

大好きだったあの人
やんわりと時にはっきりと。

身体ではうっすらと感じていたハズの
その線に
頭では気がつきたくない

気がついちゃったら痛くてたまらない
痛みを受け入れる勇気なんて・・・
怖すぎる

そんな甘酸っぱい幼い頃を思い出す 




人にはそれぞれ線がある



わたしと外側
その境界線に気付けているだろうか

両手を広げて身体を球体のように囲んだ境


線に気がついていない、曖昧な時
土足で(エゴで)他者へ入ってしまう


わたしはそんな状態をこう呼ぶ
『 距離感難民 』
 

人はそういう状態の時
線を引かれるとこう言うのだ


わたしはこんなに〇〇して(あげた)たのに
わたしやわたしの大切なものを拒絶した


その人の大切なものや向けられた愛情を土足で踏みながら訴えるのだ


線は人それぞれ十人十色


線を引くとき、人は言葉を選ぶ
あなたにしか気付けない言葉を選ぶ


それはあなただけに向けられた
愛情と思いやりだ


それぞれにある線を
尊重し大切にできるから
その重なりで美しい曼荼羅ができあがる






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