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台風19号

2019年11月12日(土)僕は北海道でNHKで公式な情報を見て、ツイッターで現地の情報を浴びていた。

19時頃、伊豆半島へ台風が到来。
21時頃、東京都市部へ到来。

北海道札幌は雨すら降りませんでした。
おそらく札幌に住んでる人たちは、
13日朝、至る所で川が氾濫し冠水している状態をみて、被害の大きさに気付いたと思います。

ここ数年で数々の災害に逢ってきた日本。
インターネット社会で考えるべきことはたくさんありました。

知ること 正確な情報源を自分から取りにいく

災害時、SNSが情報のインフラとなった日本では、様々なことが起こります。

ツイッターでのデマ拡散
自分の発言が被災地にも届いてしまい、不謹慎と思われてしまう
妙な自粛の空気

これらは避けないといけないと思っています。

まず、ツイッターでは多くのデマが出回ります。

今回の台風では、過去に起きた別の台風の様子を動画で投稿し、あたかも今現地でおこっているかのように伝わってしまいました。

まず、僕たちは常にインターネット、SNS上での情報源の信頼性を考えなければいけません。

災害時に信頼出来るのは、公的機関です。

情報源不明の情報は信用してはいけません。

今回、個人の発信では、「#台風に出社させる企業」が話題になっていました。そこで、会社の内定者にあきらかに乱暴な出社の強制をほののかすメールも拡散されました。

しかし、これもデマでした。

発信者が事の重大性に気付きデマだと認め謝罪をしました。

しかし、
別の個人が同じメールの画像を使い、
「自分もこの企業からメールがきた」
と言う内容のデマを便乗して流しました。
この発信も拡散されてしまいました。

災害についての情報ではないので、単に日の目を浴びたいだけだったのでしょうが、デマと分かってしまえば逆ブランディングですよね。

今回災害についてのデマは僕はみかけなかったので、まだ救いですが、
情報源には気をつけるべきと改めて感じました。

発信すること 信頼性の高い情報の拡散

正確な情報源からの情報を得たら、それを拡散させるべきと思います。

災害の実情については、マスメディアだけが隅々まで伝えるのは不可能です。

実際に12日も災害情報を四六時中放映していたのはNHKのみだったと思います。

被災地にいない人々は、実際に起きていることを知らずに過ごすことになります。

僕はより多くの人に現状を届けるべきだと考えます。信頼性の高い災害の情報はSNSで拡散するべきです。

被災地にいない人が災害を知らないことが良い方向に働くとすれば、人々が自粛せずに普段と変わらずモノを買ったり、遊ぶことで経済が通常に動き続けることでしょうか。

ただ、僕は災害時に被災していない地域でこれの活動が自粛される風潮に違和感を感じています。

しっかり経済を回すことが、被災地の方々のためにもなるということを知るべきです。

なので、災害が起こったとしても、普段と変わらない生活をすべきだと思います。

想像すること

また、災害ではマスメディアやSNSでも発信されないこともあるはずです。

例えば、警察が人命第一で動くことをいいことに窃盗が行われることや、性犯罪などです。
災害時には多くの場合、このような人害も発生します。

また、情報が発信されていない僻地などで苦しんでいる人々もいるはずだし、助けを求めたくてもその手段がない人たちもいるはずです。

そのようなことも起こっていることを想像し、重たく受け止めつつ、本質を見つめ、
経済を回す動きや自分に出来ることを考えることが大切だな、と思いました。

それぞれが出来ることを

僕らが出来ることはそれぞれで異なります。

お金に余裕があれば、資金面の支援ができますし、
発信力があれば、より多くの人に情報を届けられる
人を笑顔にできるなら、多くの人の気持ちの支えになれる

それぞれが、持っているリソースは異なるので、自分には何が出来るかも考えさせられました。

こんなときこそ目の前の人と対話をする

よく遠くの地域の人々のことを想うと、
「近くの人をここまで想えているだろうか。」と思わされます。

日常は、日常ではなく、毎日は、毎日ではない。
一瞬と一瞬が繋ぎ合わさっただけ。

目の前の人
近くにいる人
を想うこと、対話をすることも改めて沸き上がってきました。

災害に逢われた方々には、
心よりお見舞いを申し上げます。
一日も早い復興をお祈りいたします。

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