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【ご報告】今回だけは。

開いていただき、ありがとうございます。
どうも、あきひさです。

最近、異様に肌寒い日がありますが、皆様、元気にお過ごしでしょうか。風が強かったり雨が激しかったりと荒れた天気になっていますが、僕は毎日元気よく稲のお世話を続けています。

さて、今回は、少し残念なご報告があります。

今年の僕の苗は、ネズミの被害に遭ったり、苗が病気に掛かって枯れかけたりと非常に災難な出来になっています。

特に病気に関しては、僕の知識不足と経験不足が相まって、田んぼの水の中で暮らしている苗のほとんどに、病気を感染させてしまい、黄色く枯れかけていました。

このままでは、今年の苗は失敗に終わり、JAなどから稲の苗を購入する羽目になってしまいます。

ちなみに、稲の苗は、一箱で800〜900円なので、僕が作っている田んぼの全部の苗を買うには、10万円程度の費用が掛かってしまいます❗️

このままではいけない!
しかし、何か対策を、と考えてもどうすればいいのか……。必死に調べました。調べて、考えて。

結論として、今回は、今回だけは! 僕のポリシーを曲げることにしました。

苗の病気を退治するための農薬を使うことにしました。

500倍に希釈して一回、ジョウロで散布

苗の根っこを冒している病気を退治するための殺菌剤。普通の農法の苗にも使われている薬なのですが、当然、有機農法では使わないことがベストです。

余談ですが、有機農法といっても、苗をJAから購入したり、苗を余所から購入したりしていれば、知らずのうちに、こういった農薬が使われている場合があります。
……もちろん、使わずに苗を作っている所もありますから一概には言えませんよ。

ちなみに、もし苗が全滅した場合に買うはずだったJAの苗には、これの他にもさまざまな農薬が使われています。……農薬を使う以上、五十歩百歩なんですがね。


ともかく、今回、この農薬を使うにあたって、比較的無事な苗たちは余所の田んぼに避難させた上で、被害の大きい苗たちだけに使うことを決めました。

黄色に枯れて、新芽の成長も止まった苗たちが、上手く復活することを願います。

また、今回の対処にあたって、僕のお米をご愛顧にしてくださっている皆様には、この一回だけの農薬を使ってしまったことを、ご理解していただけたら幸いです。

また、少数ではありますが、農薬散布から隔離した分の苗は、田んぼを分けて育てていくつもりなので、ご希望の方は、ぜひソチラをお買い求めください。

苗が病気に負けてしまった、その原因と対策案は、既に出ておりますので、来年には、こんなことが起こらないよう万全の対策を取ります。

苗づくりには自信があったのですが、2年目を迎えて失敗ばかり。自身の腕に驕らず、まだまだ精進していくべきだと強く実感しました。


こんな未熟な僕ですが、まだまだお米作りは続けていく所存なので、どうか応援のほど、よろしくお願いします。


今回は、ここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

以上、あきひさでした。

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