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アトピー性皮膚炎

今回は、

「アトピー性皮膚炎」

について書いてみます。

毎回のように

TVや雑誌でアトピー性皮膚炎の新治療法について

取り沙汰されておりますが、

「アトピー」

何だと思われますか?

ハウスダストやアレルゲンが原因なら

「アレルギー性」

免疫抗体が原因なら

「免疫性」

という風に通常分類されるのですが・・・

「原因が分からないことが
         病気であること」

「アトピー」って言うらしいです。

つまり、

「原因不明の皮膚炎」

略して

「アトピー性皮膚炎」

と命名されているのです。

だから、

原因の数だけ、

治療法も数多くあり、

患者さんの種類も多く

症例も多い

ということになります。

患者にとっては、

何を持って治療とするのか?

判断は専門家に委ねるしかない状況が

続いている。

薬も

ステロイド系、

非ステロイド系、

非ピリン系等々

数多く存在し、

民間療法も

数多く存在しているのです。

だから、

自分に合った治療法や薬が見つかることが、

アトピー性皮膚炎患者の一番の救いなのです。

これまで皮膚科の先生から

実際にお聞きした中で

興味深い内容がありました。

「アトピー性皮膚炎」と呼ばれる症状の中には、

①疑似アトピー性皮膚炎(90%以上)

②真性アトピー性皮膚炎(10%未満)

の2つに分類されているそうです。

疑似アトピー性皮膚炎については、

原因が分かっているのだが、

皮膚炎が

複数で重なり合って起因してるそうです。

真性アトピー性皮膚炎については、

免疫系異常、

先天的異常によって

起因しているそうです。

前者は、

「良くなる可能性が極めて高い」

後者は、

「医療の進歩によって、
   治療法が確立出来る
     かもしれない病気」

前者の大部分の原因は、

皮膚におけるカビの異常繁殖で

カビの種類が、

各コロニーにおいて

何層も皮膚上に形成されているので、

衣(ころも)を剥ぐように治療することで

皮膚の状態が著しく改善できるようです。

民間療法の中で、

「可視光線療法」

というものがあります。

太陽光線と同じ

連続スペクトルを放射する治療器を

用いた治療法です。

この光線治療は、

ヒポクラテスの時代から存在していた

「日光療法の後継治療」

であり、

人間の経験的要素の強い治療法です。

光線治療器の中に、

金属片を練り込んだカーボンを

種類に応じて組み合わせ、

皮膚炎の状態に合わせて

光線の種類を変えることで

皮膚の再生能を向上させることで、

皮膚炎を改善する

という全身的治療法です。

もしカビによる皮膚炎ならば、

紫外線の多い

光線スペクトル構成比率の組み合わせで

カビを殺菌消毒した後、

赤外線の多い

光線スペクトル構成比率の組み合わせで、

皮膚下の毛細血管を拡張させ、

血流量を増加させ

免疫力を向上させる。

最後に、

可視光線(特に緑色スペクトル)の多い

光線スペクトル構成比率の組み合わせで

皮膚細胞の再生能を向上させて、

皮膚の新陳代謝を活発にさせることで、

皮膚炎で

壊れた細胞を

皮下からの新しい皮膚細胞で押し上げ、

垢のように剥げ落ちるようにする。

それによって、

正常な新しい皮膚を形成させることを

目的にしている治療法です。

皮膚炎だけではなく、

慢性疾患、

免疫疾患、

内臓疾患にも

対応できる症例があるようです。

「アトピー性皮膚炎を
  完治するには、
   どうしたらいいのか?」

いつも悩まされる質問ですが、

いろんな治療をされている

先生方のお話や

雑誌の情報や

ブログを見てみると

「病気と
  上手に付き合うことが
      大事なようです。」

皮膚を修復する治療法→確立

炎症を抑制する治療法→確立

皮膚を強化する治療法→確立

アトピー性皮膚炎を根治する治療法

    →将来的に確立できれば・・・

まだまだ研究が必要なようです。

患者さん側としては、

一日も早く確立して欲しいと思うのですが、

こればかりは

科学技術の進歩に委ねる以外ないでしょう。

だから

予防と悪化を抑える努力は、

これからも続けていかねばなりません。

今ある治療法と

自分の体調管理を心掛けて、

最悪な症状にならないように

努めるのも治療の1つであると

考えましょう。

実は、

私も13歳から32年間、

「アトピー性皮膚炎」と戦っています。

改善したり、

悪化したりを

繰り返しながらですが、

上手に

病気と付き合っていく以外無いのも

事実であると

思っています。

小さい子供達が

「アトピー性皮膚炎」で苦しんでいるのは、

実体験で良く理解できます。

イジメも酷いものであるのも

理解できます。

しかし、

「人間は、
    生まれるのも一人なら
       死ぬのも一人です。」

「本人が戦うしか道はない。」

世間には、

私を含め、

数多くの経験者が

今も戦っています。

悩んでいたら、

「経験者に
    相談してみて下さい。」

経験者たちは、

その悩みについて

的確にアドバイス出来ると思います。

一人で悩まないで下さいね。

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