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身体にムチを打たないでね

今回は、

「肉体の酷使」

について書いてみます。

ケガや病気で
病院へ行くと・・・
医師に、

「お薬飲んで、
   リハビリして下さい。」

とよく言われると思います。

処方されたお薬を服用して、
リハビリ室へ・・・
リハビリ室には、
リハビリ専門医、
理学療法士が、
体力測定をする
準備をして待っており、
測定結果を見ながら、
体力が落ちているから、
筋力をアップしましょうと

「筋トレプログラム」

を企画して、
私たちは、
プログラム通りに
筋トレをスタートしますが、
とにかく

「キツイ運動」

が多いですね。

文句を言うと、

「これをしなければ、
   歩けなくなりますよ。」

「これをしなければ、
   復帰できないですよ。」

と返事が返ってきます。

仕方なく、
筋トレをスタートしたら、
衰弱した体には、
負担が大きく
挫折するケースが
増えている。

それでも、

「努力と根性で頑張れ!」


スポ根ドラマ並みに
鍛えようとする。

果たしてこれでよいのでしょうか?
もっと効率的な方法がある筈です。

確かに
努力と根性によって、
現場復帰された人が
存在するのは事実ですが、
それ以上に
挫折した人も
存在している。

その殆んどは、
三日坊主で
止めたのではなく、

「時間的制約」

「運動機能の喪失
       によるショック」

が起因となっている。

(1)時間的制約

   病院や整骨院などでリハビリする場合、
   三ヶ月~半年間
   区切られた期間でしか
   リハビリ出来ない。

   その後は、
   別の病院や整骨院へ
   転院しなければならない
   制度が存在する。

   その時間内に
   回復しなければ、
   他所へ行くことになる。

   しかし、
   他所に行くだけの
   余力のない人は、
   リハビリは終了となる。

(2)運動機能の喪失

   病気や事故による後遺症で、
   運動機能が喪失した為、
   残された機能を
   リハビリ強化を
   しなければならない人がいる。

   しかし、
   機能喪失のショックは
   想像以上に大きいのが
   実情で、
   精神的リハビリを
   重視しなければ、
   肉体的な機能強化の
   進捗率は低い。

   効率的なリハビリ方法は、
   時間的な制約を受けず、
   精神的リハビリを
   気にせずに
   行えるもので
   なければならない。

「ではどうすればいいのか?」

①後遺症を持った
 身体の機能を
 回復するために
 リハビリを
 継続していかねば
 ならないのですが、
 時間的制約を受けない
 リハビリ方法を
 考える必要があります。

 つまり、

「保険適用期間制限を除外した方法」

最近では、
病院や整骨院で
デイケア、デイサービスを行う施設が
増えているのは
周知の事実ですし、
その中で
リハビリをしているのも
ご存知のことと思います。

ただし、
リハビリの中身が
医療機関で
受けていたレベルと
同等ではありません。

そのため
患者さんに
必要なリハビリメニューを
組み立てられて、
保険適用期間制限を
超えても
対応可能な施設を
個人で
探さなければなりません。

②後遺症で
 失った身体の
 機能に対する
 精神的ショックを
 治療するために、
 精神的リハビリを
 受けねばなりません。

 そのためには、
 精神科医、
 臨床心理士、
 心理カウンセラーの
 カウンセリングを
 受けれる施設

 人を探す
 必要があります。

 これも
 個人で
 探さなければなりません。

①②の問題点を
解決しながら
社会復帰を
しなければならないので、
患者さんや家族にかかる負担は大きく、
途中で断念するケースが
多くなります。

「これらの問題を
      解決する方法は何か?」

①患者さんと家族に負担の少ないリハビリ方法

②長期間継続出来るリハビリ方法

③個人レベルで出来る簡単で効果的なリハビリ方法


①②③の方法を
リハビリ医師が
患者さんの症状に合わせて
開発することが早道です。

実際問題、
リハビリ医師が
患者さんに合わせて
個人レベルで
対応するケースは
聞いたことはない。

だから、
私達のような
医業類似行為者
鍼師、
灸師、
按摩マッサージ指圧師
柔道整復師)
個別対応する必要性がある。

私の接骨院の
例として
以下方法をご紹介致します。

①セラバンド、タオルを利用した
 リハビリ

②低周波治療器を利用した
 リハビリ

③ADL(日常生活動作)での
 [ながら運動]リハビリ

④ベッド上での体位別リハビリ

実技を交えながら
説明をしております。

真面目に
一人で
リハビリを続けて、
筋力アップ
可動範囲が
通常レベルにまで
持って来られる
患者さんの話を聞くと
リハビリ継続
評価の不安感が
軽減している感想を
半数頂いております。

ただし、
精神的ショックの強い
患者さんには、
効果が薄いようです。

肉体的回復よりも、
生きる望み、
希望みたいな

[心の柱]

作ってあげるべきだと
痛感しております。

この場合は、
精神的カウンセリングが
必要不可欠に思われます。

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