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美術の授業(教材)を考える#2

「次の年度につなげる授業をする」

美術の授業についての記事です。

どの授業もそうですが美術も例に洩れず「次の年度につなげる授業をする」ことが大切です。

特に美術の授業はモノ(作品)が出来るので、次回の授業に活かしやすいです。作品を次年度に参考作品にすることはセオリーの一つです。

いくつか次の年の授業に生かすことができる方法を紹介いたします。

作品の途中経過を写真で記録

生徒の作業工程 作品の途中経過を写真で記録しておくこと。

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言われてみれば当たり前のことですが、いざ授業になると忙しく、気がついたら授業が終わってしまうことが多々あります。

そこで、採点 記録 という時間を授業中 授業終わりに設けて記録写真をとることが考えられます。

途中経過を写真に撮ることで

次年度 作品の作業工程を説明しやすい
生徒がつまづいたところがわかる
作品の工夫ポイントがわかる

というメリットがあります。これを続けていくと自分の貴重な資料となります。

改善点をその場で記録

授業の反省点や改善点を自分(教師)のプリントや教科書に書き込む

プリントのこの部分が説明しにくかった
生徒がこちら(教師)の意図を勘違いしていた

など 気がついたことをその場で 殴り書きで良いので記入します

授業が終わってから書いてもいいですが、鉄は熱いうちに打て!という言葉があるように、その場で書くことが大切です。

次、たとえば来年度など同じ授業をする時に、自分のプリントを見返した時メモがあれば、改善点がわかります。

私も自分の書いた殴り書きのメモを元に授業を改良しています。自分で感情を伴ってメモしていれば意外と覚えているものです。

日々授業改善することが大切ですね。


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