駅で降りたら、人に流されないように
知らない駅で降りたら、なんとなく一緒に降りた人たちにくっついて、改札や出口に向かっていくことありませんか?
人が多いときは、ある程度人の流れができていて、初めての人間は、その流れについていくしかない、ということもありますよね。
私もよくやります。
イベントや観劇に行くときには、改札を出たあとも、「あの人も同じところに向かいそうだなぁ」とくっついて行くもあります。
なんとなく、自分と同じ雰囲気というかにおいみたいなものを感じるからかもしれません。
しかし、これで上手くいくときもありますが、多々あるのは、改札や出口から出たときに、
ここからどういけばいいの?
ここってどこ?
どっち向いてる?
ということ。
たくさんの人が一方向に歩いていると、なんとなく正しい方向に進んでいると思ってしまいますが、あの人たちと自分は同じ目的地を目指しているわけではないんですよね。
なので、あまりに確認せずについていってしまうと、自分が出たい出口は全然別の場所にあるなんてことが起きてしまいます。
人の乗り降りが多い駅では、一歩目を踏み出すとすでにできた流れにあらがえず、ずるずるついていってしまいます。
これが地上駅なら、周りを見まわすと目印が見つけられることがあるのですが、一番危ないのが地下鉄の駅です。
改札に出るまで、目印が少ないことや目印や看板があっても小さくて見えなかったり、薄暗いこともあって人によっては見えづらくなることもあります。
私も少し薄暗いというのが苦手で、目がすべって目印や案内を見逃すことが多いです。さらに、見えづらいものをなんとか見ようとするので、目がどんどん疲れていって、イライラしていまうことも。辛い。
こうした地下には案内も多いのですが、一方で多すぎて自分がいる場所をすぐに把握するのが難しいという点も。
出口から地上に出たあとに、別の場所かもと気づくこともありますが、また地下に引き返すのも階段降りて、降りているうちに向きがわからなくなり、案内をもう一度確認するけど、いまいちよくわからない。
改札を出て出口まで行く人間には見やすい案内でも、出口から他の出口に向かう案内があまりわかりやすくない地下もまだあります。
時間が迫っていれば、より焦ってしまいますし、上がったり下がったりで体力も気力も減ってしまうと、イライラして、一緒にいる人ともギスギスすることも。私も地下の移動に慣れるまでよくありました。
なので、知らない駅(特に地下鉄)に着いたら、すぐ一歩目を出すのではなく、人が少なくなるまで待つようにしてみてください。
壁際や柱のそば、案内図のそばなら、比較的邪魔になりません。
たくさんの人が同じ方向に向かっているのを見ると、ソワソワするかもしれないですが、ぐっとこらえて、出ていっている方向や階段の場所だけ覚えておくだけでOKです。
あとは設置されている案内図を確認して、最後でいいので自分の行きたい出口に向かうようにしましょう。
時間がかかってしまいますが、一度出てもう一度戻ってくることを考えれば、ここで立ち止まって確認するほうが、時間や気力を無駄にしなくて住みます。
人の流れは抗いがたいものがありますし、ついて行ったほうが安心かもしれないですが、駅で降りたら、人に流されないように、少し待ってみてくださいね。
では今回はこのあたりで…φ(. . )
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