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セレブに学ぶリアル英語 ☕︎ トム・クルーズ

セレブの発言に限らず英語圏の国・地域で日々実際に話され、書かれている文章を見ることは、興味を持続しながら楽しく英語を学べる方法です。普段使われているフレーズと文法をリラックスしながらセレブに学ぶ使えるリアル英語を楽しんでください。

"When you have to cope with a lot of problems, you're either going to sink or you're going to swim."

「沢山の問題と向き合わないといけない時ってどっちかだよね。ダメになるか、上手くさばけるか。(直訳:沈んじゃうか、上手く泳げるか。)」

 cope with 〜:〜に対処する・〜に向き合う。 either:どちらか。 going to + 動詞未来のことや既に決まっていることを言う場合に頻繁に出てくるフレーズですね。(例・I'm going to buy a new laptop next week. 来週新しいラップトップを買うんだよ。)このトムの言葉の中での使い方もネイティブがよく使い、「沈むに違いない、泳ぐに違いない」とそうなることが大前提で、会話では特に皮肉的なニュアンスが含まれている場合も多いですね。(例・The economy is going to be tougher next year. 経済は来年もっと悪くなるぞ。You are going to study hard for exam. 試験勉強一生懸命やるよね。)will は今決めたことや、問いかけ・約束をする時、不確実な未来のことを予測する時に使いますね。

"I love what I do. I take great pride in what I do. And I can't do something halfway, three-quarter, nine-tenth. If I'm going to do something, I go all the way."

「自分がやってること大好きだよ。やってることに誇りもある。なんか中途半端とか4分の3とか9割とかじゃなく、とことん全部やらないとダメなんだよ。」

 take great pride in 〜:〜をとても誇りに思う。 halfway:中途半端・途中。 three-quarter:4分の3(例・one-quarter:4分の1)。 nine-tenth:10分の9・9割(例・six-tenth:10分の6・6割)。 all the way:全行程・全部・完全に。

"It's well known I'm a Scientologist, and that has helped me to find that inner peace in my life and it's something that has given me great stability and tools that I use."

「僕がサイエントロジストだってよく知られてる。内面的な平静を得るのに役立っているし、確固とした安定とそれを実現するためのツールを与えてくれているよ。」

 has (have) helped me 〜・has (have) given me 〜:〜を助けてくれている・〜を与えてくれている。いずれもシンプルなhave / has + 過去形動詞の現在完了形ですね。

"I'm an all-or-nothing kind of person, and when I become interested in something, I give it my all."

「僕って全部かゼロかっていうタイプの人間なんだよね。だから何かに興味を持ったら全力投球さ。」

 all-or-nothing:全部かゼロか・全か無か。 give it ~ all:〜の全部を捧げる・〜の全力を尽くす。

"I'm passionate about learning. I'm passionate about life."

「学ぶことが大好きさ。人生に対してもね。」

 passionate about 〜:~に情熱を注ぐ。

"The exciting part of acting, I don't know how else to explain it, are those moments when you surprise yourself."

「他に説明のしようがないんだけど、演技する醍醐味って自分で自分に驚く瞬間に溢れていることかな。」

 exciting part of 〜:〜の醍醐味・〜のエキサイティングなところ。 how else:他の言い方・他のやり方・他にどうやって。

"Individuals have to decide what is true and real for them."

「一人一人がその人にとって何が本当で真実なのかを決めないといけないんだよね。」

 have to 〜:〜いなければいけない・〜した方がいい。must よりも義務感がない。

"I like to work with people that I like hanging out with, that I admire, that are really smart and talented, and we can problem solve together."

「僕が一緒に居たいような、尊敬できて利口で才能がある人達と仕事するのって好きだな。で、問題も一緒に解決できるんだよね。」

 hang out with 〜:〜と一緒に過ごす・〜と連む。 that I admire / that are really smart:that は who(人)や which(もの)のどちらにも変わって使える便利な関係代名詞ですね。

"If you have kids, it's the most important thing to create good times."

「もし子供がいたら、充実した時間を持つって大切だよね。」

 create good times:楽しい時間を作る・充実した時間を持つ。

"Here's how I've lived my life: I've never been late to a set. I make films I believe in. I feel privileged to be able to do what I love."

「僕の生き方はこうだよ。撮影現場には遅れたことがない。自分が信じる映画を作る。自分の好きなことが仕事にできることを光栄に思う。」

 a set :(映画の)セット・撮影現場。 believe in :信じる。 to be able to do 〜 :〜することができる(文章に助動詞、不定詞、完了形が入る時に使われます。一般的な能力や一時的な能力を表す際に使用される表現です)。


全文意訳翻訳:Akiみのっち


日本語で英語を理解しようとする時、意訳(本意が反映された訳文)は非常に大切だと考えます。単体の単語や語彙の意味を的確に知ることも大事ですが、文章の場合「如何に忠実に翻訳されているか」よりも「本意が反映された翻訳であるか」がより重要だと思います。その場合、文章全体あるいは前後の言い回しであえて特定の単語の翻訳が見当たらない事があります。

オンライン翻訳機が翻訳を上手く処理してくれる場合でも、特に会話文・コメント文など口頭による文章の翻訳は、それを言った本人の性格や状況も踏まえて翻訳される方がより文章の本意を伝えやすい、と確信します。

僕は翻訳の際コピーライティングするように、内容を如何に分かりやすく(且つ時にはユーモラスに)本意を伝えるかを常に意識しています。そうすることで英語理解にも役立つと考えていますし、実際に役立っていると確信します。

最後まで読んでいただき、有難うございます。それでは Talk to you soon!