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【人生の選択肢】大運の流れを見れば、未来が良いか悪いかが分かる

私たちは生まれた年月日時を基準にしてその人の命式を分析し、運命を判断する。それでは同じ年、同じ月、同じ日、同じ時間、同じ運命を持って生まれた人たちは皆同じ姿で生きていくのだろうか?
 
"そうではない"
 
同じ年、同じ月、同じ日、同じ時間に生まれた人々も千差万別の姿で生きていく。人生で大事なことは単純に命式一つで決まるのではなく生き方もそれほど重要だということを物語ることだと思う。多くの選択肢の選択過程で私たちの人生は変わる。そのため、多くの選択と最善を尽くして努力することによって私たちの人生の姿が変化するのは当然のことだと思う。
 
過ぎ去った過去より未来が大事だ。

四柱推命講師・鑑定士の一人として残念なことは、多くの鑑定士たちが過去の出来事を的中させることに没頭しすぎるということだ。過去は時間の流れから再び取り返しのつかない部分だ。もちろん過去と現在、未来は時間の流れでつながっているものであり、その流れは有機的なので切らず、相互に関連性を持っている。
 
しかし、もう一方では過去は過去であり、今自分に重要なことは分からない未来をどのように迎えて備えるかである。そして、四柱推命学は人間の生に役立つ知識とツールとして作用しなければならない。それが目的なのだ。したがって、過去は過去の資料として活用されるだけで、未来を正確に知ることができるという保障はない。
 
いくら過去が未来に影響を及ぼすとしても、未来は未来なのだ。したがって、鑑定士も未来に焦点が合わせられなければならない。特に大運の流れを分析することにおいてはなおさらだ。
 
大運の流れを見れば、未来が良いか良くないかが分かる。そして大運の中の年運によって善し悪しは数えきれないほど変わりうるが、全体的な運の流れは変えられないのである。
 
しかし、運の流れを変えることはできなくても、悪い運をあらかじめ予想することができれば、その被害を最小限に抑えることができる。
 
未来を知れば、より賢明に対処でき、成功することもできる。したがって、命式の分析を通じて未来を知り、その結果によって対処方式も変わらなければならないということに焦点を合わせなければならない。

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