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諸説あり...あり?

 郷土菓子の記事を読んでいると、冬に水羊羮を食べる地域があると書いてありました。
 水羊羹の話を聞いたことはあったのですが、理由に驚きました。
 だって冷蔵庫がなかったから…。
 初期の羊羮は蒸し羊羹(ういろう風のあれです)だったようです。冷蔵庫の無い時代、寒天の羊羮は寒くないと固まらないので夏には作れなかった…と。
 なるほどぉ…と思いかけて気がつきました。羊羮のとらやさん、確か16世紀にはあったような…?蒸し羊羹スタート?

 危なかったです。寒天の固まる温度は35℃から40℃とネット検索で出てきました。真夏日でも固まるではありませんか。うっかり、デマを拡散してしまうところでした。
 でも、こうなると検索で出た温度すら本当かなぁと。我が家の寒天を見てみようとしたら、あったのはゼラチンでした。残念です。ちなみにゼラチンは20℃くらい(ネット検索調べ…)だそうです。
 そんなに寒くなくても煮こごりが出来ることを考えると、やっぱり冷蔵庫が無いから説は怪しいような…。
 これは近々、水羊羹を買ってきて検証せねばなりません。
 食べずに朝まで我慢できるかなぁ…。


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