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パン研修一回目


普段は取引先である製粉会社が開催するパン研修に行ってきました。

そして、思った事。


会社の目的は何か?

製粉会社なら、粉を売ること‥ではないんですよね。

粉に対するお客様の困りごとを解決すること‥

そういう意識で仕事をしているから、色んなアイデアが出てくるのです。

では、私達は何を売るのかです。

お客様のどういった悩みを解決したら良いかを考えること、これがマーケティングの基本だと思います。

今の世の中、パンだけではダメという事です。


食べ方の紹介をするとか、人間力で勝負するのか、我社ができる事を吟味する必要があります。

そして、コンセプト。

コンセプトに外れるという事は、クレームが多岐にわたるという事です。

言葉に出来ないクレーム、「なんかヤダ」

そして、そのクレームの大半は我社に伝わりません。

伝えやすいクレームもあります。

不味い
味が変わった
不親切
異物混入
遅い


これらは、誰から見ても店が悪いよねって思えてるから言葉にできるのです。

普通の人は、居心地が悪いとか、買う気にならないなんてクレームはいれません。

自分の気持ち次第の部分だから伝えないんです。


そして、ドーパミンを減少させ、買うという動作を鈍らせる。

だから、コンセプトを打ち出すんです。

私達はこういう方向に頑張っています!!という宣言は、その部分になら意見を言って良いと店側がオッケーを出しているという事です。

これがダブルスタンダードになると、スタッフもお客様も、言ってる事は立派だけど全然違うやんっていうモヤモヤがでてくるんです。

これが居心地の悪さに繋がります。

店側がやりたい方向を打ち出して、矛盾の無い変化をしないといけないな。と思いました。


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