見出し画像

第27回 意外と知らない「版権シール」を調べてみよう!

さぁ、今回もガンプラ雑学的な内容です(笑)

以前は「箱絵」の記事を書きました。結構評判だったようですので、もしご興味があれば一度読んでみてください。


ということで「版権シール」って皆さんご存じですか?

簡単に言うと「権利者がこの商品の販売を認めてますよ」っていう事を示す為のシールで、貼ってあるものは「正規品」ということになります。

これはキャラクターグッズなどに多く貼ってあり、例えば「ワンピース」や「ドラゴンボール」のフィギュアの箱などに貼ってあったりしますね。

最近ではシールでは無く、印字で表記されているものもあります。


さてさて、もちろんそれは「ガンプラ」にも貼られているわけですね~

え?そんなの見た事ない?

いえいえ、必ず皆さん視界に入っているはずです。

今回はそんな「版権シール」を調査してみましょう^^


ガンプラの版権シールを見てみよう

では、まず基本となるのがこちら。

そうです、「機動戦士ガンダム」に登場する「HGUC 1/144 ガンダム」ですね。どこに版権シールがあるかというと・・・画面に左下にご注目。

はい、これです。
「機動戦士ガンダム」の作品は「RX-78-2」の顔が描かれていて、上下左右にテキストが入っております。
ちょっとあおり気味なんですね。

では、「機動戦士Zガンダム」はどうでしょう?

おや、シンプルにロゴ表記になりましたね。実はパターンとしては1通りではなく、(おそらく)時期によって若干変化があったようで・・・

これは再販の時の「ガンダムMk-II」(先のRG Zガンダムより後に発売)ですが、文字の配置が違っていますね。
なぜ違うのか?どういう理由か?までは僕には分かりません。もしご存じの方いらっしゃればぜひコメントで教えてください^^

では、どんどん見ていきましょう。

こちらは「Gのレコンギスタ」です。Gセルフの顔が描かれています。僕はGレコ好きなので、このGセルフの顔も好きですね(笑)

こちらは「新機動戦記ガンダムW」です。こちらはロゴですね。同じく「平成ガンダム」と呼ばれる「X」「G」も同様のロゴだったので割愛します。

お次は「機動戦士ガンダムAGE」です。これは・・・AGE1でしょうか?AGEは一応通して観ましたが、キオ編以外は慣れてきた頃に世代が変わったのでイマイチ記憶になく・・・もう一度見直そうかなぁ。

こちらは・・・おや?「機動戦士ガンダムF91」の「1/100 ビギナ・ギナ」の箱に貼ってある版権シールですが、どうやら最初のガンダムと同じですね・・・と、思いきや、良く見比べてもらうと若干違っています。
ちょっと気になり、「ならば旧キットだったらどうなのか?」ということで、「1/2400 ホワイトベース」のパッケージを調べてみると・・・

あ、最初のガンダムと同じだ。
ということは、ある程度の作品までは同じ「ガンダム」の顔が描かれたシールが共通で使用されていたようですね。写真は割愛しますが、「HGUC Ex-Sガンダム」も「1/100 νガンダム(旧キット)」も同じシールでした。
その中でも、どこかのタイミングでガンダムの顔が先ほどの「ビギナ・ギナ」のシールのように描き直されたのかも知れませんね。

こちらは「機動戦士OOガンダム」。エクシアの顔ですね。近くに双眼鏡を持っている方がいたら「失礼」とお借りして覗いてみてください。額に「GUNDAM」と書いているはずです。

そして「∀ガンダム」。ターンエーの風が吹きそうなロゴですね。ここはホワイトドールの顔であって欲しかった・・・

みんな大好き「鉄血のオルフェンズ」はロゴでした。ここは三日月の顔であって欲しかった・・・

みんなのトラウマ「機動戦士Vガンダム」もロゴですね。Z以降はロゴがブームだったのかも知れませんね。

みんな大好きその②「機動戦士ガンダムSEED」は、ストライクの正面顔です。デスティニーのキットを持っていないので分からないのですが、デスティニーシリーズはインパルスの顔なのでしょうか?

とまぁ、色々なガンプラシリーズをチェックしてみました。

概ね「主役機の顔」か「作品ロゴ」に二分される結果となりましたね。
持っていないシリーズのキットもあるので、全部チェック出来たわけではないですが、もし皆さんのご自宅にも積みプラがあるなら、一度チェックしてみてください^^



と、ここで終わらないのがAkidouでございます。

ガンダム以外のプラモデルはどうなのか?

そりゃあ、気になりますよね~。ということで、順番に見てみましょう^^

風か嵐か、青い閃光でおなじみの「戦闘メカ・ザブングル」です。ちょっと見づらいですが、これは「ザブングル」の正面顔ですね。
やはりガンダム以外の作品でも「主役機」なんですね。

こちらは「ガサラキ」です。ロゴですね。まぁこれはロゴの方が分かりやすそうですもんね(笑)

大人気「聖戦士ダンバイン」のキットです。どうやら「ダンバイン」のようですが、これまでの「正面顔」などと違い、若干、肩や胸なども描かれています。ダンバインのシルエットのせいか、どこかアートな感じがしますね。

僕も大好き「機動警察パトレイバー」です。おおっと、ここへきて「バンダイビジュアル」のロゴが出てきました!
なるほど、全ての作品に独自のシールがあるわけではないようですね。パトレイバーなのでイングラムの横顔とか描かれているかと期待したのですが^^;

こちらは「超時空要塞マクロスII」のキットです。シンプルですね。ただ、こちらは「バンダイ」の販売キットですので、他社の場合、もしかすると違う可能性もあります。もしハセガワなどのマクロスキットをお持ちの方がいらっしゃったら、コメントで教えてください^^;

「天空のエスカフローネ」もロゴですし、

「GEAR戦士 電童」もロゴとなっています。

次は、アオシマキットの「伝説巨神イデオン」です。ちょっと分かり辛いですが独自のロゴっぽいですね。惑星のようなイラストの輪っか部分に英語で「IDEON」と書かれています。カララさんのナイスバディはサービスショットです。

そして、最後はタカラの「装甲騎兵ボトムズ」です。スコープドッグの顔っぽいですね。他のシールと比べてめちゃくちゃ小さい(笑)

かなり長くなりましたが、いかがだったでしょうか?楽しんでみていただけたのなら幸いです。

版権作品は各メーカーが権利を持っているので、勝手に作って販売したりするのは違法となる可能性があります。たぶん「海賊版」のキットは、この「版権シール」が貼られていないと思うので、「正規品か海賊版か見分けがつかない」と思った方はこの「版権シール」が貼られているかチェックしてみてください。
(僕は「海賊版反対派」なので買うことも手にいれる事もありません)

また、こういうプラモデルにまつわることで「気になったこと」はnoteに書いていこうと思うので、よければフォローしていただき、また読んでいただけると嬉しいです^^

ではまた~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?