「月経困難症を隠さない」と決めた話
こんにちは。ちいきです。
世間はお盆休みですが、わたしは生理休み中です。
ちょっと元気になってきたので、月経困難症を隠さないと決めた経緯をお話ししたいと思います。
「生理の話」=タブー?
元々、わたし自身は「生理」について話すことに、あまりためらいがありません。
「今、生理中なんだよね。」とか「生理痛で寝込んでたんだよね。」とか。雑談の一環で話題に出したことがありました。
雑談に限らず、生理の話題を出すとネガティブな反応をされることが多かったです。
急に声のボリュームを下げる人。明らかに嫌な顔をする人。戸惑う人。
休んだ理由を答えた時に、「生理と答えるなんてありえない。隠すものです。」と言われたこともあります。
もちろん、具体的で生々しい表現は避けていました。(ちょっと生々しい表現を読みたい方はこちら。)
それでも、「風邪でしんどい話」は許されても、「生理でしんどい話」は許されない雰囲気がありました。
周りの人を不快にさせてまで話したいわけではなかったので、空気を読んで黙っておくことにしました。
隠し切れない
生理について自分から話すのをやめてからは、体調不良の理由を聞かれたときにも誤魔化すようにしていました。
最初のうちはそれでも何とかなったのですが、だんだん隠すのが難しくなってきました。
職場で倒れることや、顔色が真っ白になっていることが頻発したので・・・。
隠すのが難しくなってくると、本当の理由を言わないことが相手をだましているようで、心苦しく感じました。
また、隠していることで、かえって迷惑をかけているようにも感じました。
本当の理由を話すことで、相手を不快にさせること。
本当の理由を隠すことで、相手に迷惑をかけること。
どちらを取るのか悩みました。
悩んだ結果、正直に話すことを選びました。
正直に話したら
意を決して職場に月経困難症であることを話しました。
意外とすんなり受け入れられました。
友達も心配してくれました。
悩んだ時間を無駄に感じるくらい、あっさりしたものでした。
フリーランスになってからは、長時間の業務に携わる場合は、必ずお客様にお話しています。
とはいえ、むやみやたらにご説明することで、不快にさせるのは本意ではありません。
あまり影響が出ないと見込まれる、短時間の業務や単発業務のお客様には、わざわざご説明はしていません。
(Twitterやnoteのプロフィールに記載しているので、ご存知の方もいるかもしれませんが。)
あらかじめお話ししたことで、ありがたいことにお客様にもご協力いただけるようになりました。
急に休んだ場合の対策を一緒に考えて下さったり、アポイントをずらしてくださったり。
お仕事をご依頼くださった際に、「締め切りは遅らせることができるので、無理はしないでください。」と仰った方もいらっしゃいます。
月経困難症であることを話した結果、人の優しさに触れる機会が増えました。
もちろん、その優しさに胡坐をかくのは違うので、自分のできることは精一杯やります。
生理の話をしたくない人に、無理に話してほしいとは思いません。
でも私と同じように、話せなくてつらい思いをしている人もいると思います。
そういう方に「話すことで楽になることもある」と伝えたくて、プロフィールに載せることに決めました。
これからも、「生理でしんどい話」を話していこうと思います。
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