マガジンのカバー画像

空手よもやま話

53
説明以外の、稽古や聞き語りについて。
運営しているクリエイター

#流派

一言でいえば「めんどくさい」

一言でいえば「めんどくさい」

いや、記事の話ではなく。
今回は流派の話。

そういえば、町道場がどうのこうの、と昨日書いたけど。

今ではもうその道場の生え抜きばかりになって、
意識する事は無くなったのかもしれない…
というか道場としての生き残りが主目的となってるかもしれないんだけど。
(なにせ世知辛い世の中、空手道場なんて腐るほどあるのよ)

私の頃には、センセの出身によって、根強い対抗心といったものが存在してたと思う。

もっとみる
他人に話すには、

他人に話すには、

そう伝える方が「分かりやすい」のだけどね…

ここで、流派の説明がしづらかった、というのがあるんだけど。

日本は江戸時代後半、つまり平和になってから様々な芸事の「流派」というのが林立する。

要は、「習い事」の正当性の担保としての、

伝統や伝承者の格式、その道筋のことやね。

これが文化的背景となって、軍隊教練の一環として空手が本土に輸入された時も、柔術の一分派として併修されるようになったわけ

もっとみる