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空手よもやま話

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説明以外の、稽古や聞き語りについて。
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#ざれごと

他人に話すには、

他人に話すには、

そう伝える方が「分かりやすい」のだけどね…

ここで、流派の説明がしづらかった、というのがあるんだけど。

日本は江戸時代後半、つまり平和になってから様々な芸事の「流派」というのが林立する。

要は、「習い事」の正当性の担保としての、

伝統や伝承者の格式、その道筋のことやね。

これが文化的背景となって、軍隊教練の一環として空手が本土に輸入された時も、柔術の一分派として併修されるようになったわけ

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からなー、とーなー

からなー、とーなー

唐名、と書く。
沖縄の風習のようだけど、今でもあるのかしらん??

あちらの人は、名前をいくつか使い分けると聞いてる。
わらびなー(童名)で育ち、大陸風の唐名で大人になる、と。
本土でも忌み名という習慣があったし、残ってたんだろうね。

私は本土の人間だから、持ってないよ。

でも、娘が持ってる。

時折出てくる、「じじい」に送られたから。
まあ、かわいがってもらったんやろね…
でも沖縄には連れて

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よもやま話 結局空手って何よ?

よもやま話 結局空手って何よ?

空手というもののテンプレートみたいなのが無いから、何をやればいいのか分からないし…稽古しても上達できてるのか自信が持てない…と相談される。

 

空手といっても、随分広い括りなわけで…沖縄では那覇手と首里手、泊手、更には舶来で基本から違ってくるし。

一緒の事を目指してても、アプローチが異なってるのよ。

大陸から舶来の流派というのもあって、これらはやはり同じものとは言えんはずだけど、やっぱり「

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