見出し画像

イップスで悩んでるあなたへ

こんにちは。aki brogです。
今日はイップスについて話したいと思います。実際になった僕だからこそ書ける事があると思い、伝えれる僕なりの事を書きたいと思います。

まず僕は小、中とはそれなりに野球ができ中学生の時には日本代表にもなり、世界大会で世界1にもなりとても満足の行く野球生活を送っていました。
そして、高校に入り名門に入らせていただくことになりましたが、高校1年生の時に有難いことにメンバーの練習に参加させて頂くことになりましたが、1つのミスで先輩に怒られ、寮に帰っても怒られ、それでも中学の時にクラブチームで厳しい指導をされていた僕は別に怒られるのが嫌とかではありませんでしたし、逆に悔しくてやってやろうと思ってたくらいです。しかし、その次の日の練習また3年生の練習に入らせていただくことになり、送球をしようとしたら自分が思っている送球ができませんでした。心の中では何も思ってなくても、いざ投げて見ると、送球が浮いたり、ワンバン早急になったりしてしまいます。そこで僕はその時思いました。自分がイップスになってしまっていると。ここまでの野球人生でこんな挫折がなかったため、僕はかなりのショックを受けました。イップスになってきた人は何人か見てきましたからどんな症状が出るのかはわかっていたのですが、まさか自分がなると思っていませんでしたので、その時はどうしたらいいのかわからず悩んでいました。

どんな競技にもイップスというものはあります。世の中にも沢山の方々がイップスになって悩んでる人が沢山おられると思います。まず、皆さんは何をしますか?おそらくですが大半の方がインターネットでイップス治し方と調べるはずです。僕も沢山のそのようなイップスの治し方についての動画やネットを見て、そのような専門の治せると言われている所に行きました。もちろん試行錯誤して治るという方々も何人も見てきました。だからまず、あきらめてはいけないということだけは覚えていてください。

しかし、僕の場合みたいに、やれることすべてやっても治らないという事もあるでしょう。でも、そんな時でもあきらめないことです。それは、もちろんイップスをそのまま治し続けながらも、違うことをあきらめないという事です。僕の場合はまず誰よりも「声を出す!!」という事を自分の中で決めました。まず、送球ができなくて守備に自信がないならほかの事でチームで1番になればいいんです。僕の考えですが野球というスポーツは9人でやるスポーツですが、1つ1つに特化している選手も必要になります。「走塁」、「守備」、「打撃」、そして必要になる「声」です。守備ができない僕は、「声」と「打撃」の2つをチームで1番になろうと思いました。

「声」に関して言えばやる気があれば誰にでもできる事なのですから、どんなしんどい時でも誰よりも声を出しました。そして次は「打撃」です。僕は元々打撃に自信がありましたが、打撃に自信がなくとも走塁があるじゃないですか。プロ野球にもピンチランナーというものがあるぐらいなのですから、野球にとって走塁というものはとても重要なスキルなのです。

なので僕は、誰よりも素振りをし、誰よりも努力しました。結局イップスは治りませんでしたが、その分「打撃」を誰よりも極めた僕は高校最後の年にピンチヒッターに抜擢されてました。そして、高校3年生の夏に甲子園に出場できました。あの大舞台で僕は7回の表3対2で負けていて、2アウト2塁で僕に代打が回ってきました。その初球です。思いっ切り振りぬいて、バットに当たったボールはライト前に落ち、同点タイムリーを打つことができました。そこで、この3年間やってきた事は無駄じゃなかったんだなと思いました。諦めなければきっといい結果がついてきます。もしいい結果がついてこなかったとしても、そこまでやってきたという事があなたにとって1番の財産になるはずです。

僕がこの文章で伝えたかったことは、1つのことができなくてもきっとあたたにしかできない事があるはずです。それを見つけて自分のものにするのです。そして、やった結果がいい方向やいい方向じゃなくても諦めなかったあなたの事は必ず誰かが見てくれていますし、誰かのためにやるわけじゃないですけど、後々あなたの財産になります。これからの人生僕もあなたもたくさんの壁に当たったとしても、必ず諦めなければ乗り越えれます。

最後まで読ん頂いてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?