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教育を考えるきっかけ

私は43歳の食堂のおばちゃんです。
同時に、発達障害を持つ本人でもあり、
中二のこれまた発達障害を持つ娘が
います。

この娘が小学校入学する前後で、
入学に関わった児童相談所や放課後等
デイサービスの方、また学校側の先生方に
とてもお世話になりました。

いくら私の卒業した小学校とはいえ
30年も経過していると、建物の外側は
変わらずとも、中の廊下やシステムには
たくさんの変化があることは想像して
いました。

とはいえ、特別支援学級にお世話に
なった後の4年間、先生方にはホントに
感謝してます。ですが、何と先生方は
正規の教諭はとても少なく、講師格の
方がほとんどだそうです。何故?
あんなにクセのありすぎる人間の集まりを
上手くクセを見抜いて鍛え上げてくれた
技は私にも欲しいと思えました。

その後、娘が5年で通常級に移籍した
先では、先生がまさか特別支援学級の
時の先生とご結婚されたって聞いたり、
6年の先生は、5年の時の隣の先生だったり
部活でも1年生の時の通常級の担任だった
先生があてがわれ、かなり安心した記憶が
あります。

教務の先生も教頭先生も長いこと
いたので、娘が在籍中はホントによく
陰日向に面倒を見てもらいました。

中学に進学する際には通常級にもちろん
進みましたが、何とも母校ではないので
右も左もわからず。

小学校卒業間近でいざこざがあったので
教頭先生にカウンセリングの予約申込を
取り次いでもらうと、「時期的に中学の
カウンセリングルームにつないでみるわ」
と。お陰で中学に行くのにいつ話し合いを
しようかと戸惑っていた私達には渡りに船。

カウンセラーの先生はその後異動に
なったのですが、後任のカウンセラーの
先生に引き継ぎがされて、娘も私も
ホッとしてます。

昔と違って相談体制が案外手厚いので
ホッとしましたし、先生方もそんなに
ド厳しい方はいないので、そこはとても
安心しているんです。
しかし、私が疑問に感じたのは、中学から
私立に行ったので当たり前に思っていた
けど、事務所(事務室)が中学にないこと。
ましてや今の小学校もですが、複雑な
手続きにやらねばならない授業、英語に
パソコン保守等、ホントに先生達と、
事務職員一人(名古屋市は正規の事務職員は
ほぼ学校に一名のみ)と、人がいなさすぎ!

いらない道具も簡単には断捨離を
許されないだろうし、不登校問題も
対応に悩んでいるのは生徒だけではない
はずです。

何故学校に文句をいうばかりで、親は
学校の実態を見ないんでしょう?
先生方も働く人。先生方の実働時間を
見たら、びっくりするはずです。
ヘンタイ先生は一部、先生の多数は
真面目にどう子供のために還元しようか
必死に考えていますよ。

会社や、せめて役場は、パソコンを
アップデートするとか、機種変更する、
システムの点検や保守、修理を定期的に
随時見直します。

しかし、学校現場は掃除の時間は
あっても、職員室の部屋の様子や
空き教室、倉庫、特別教室の準備室の
整理、古い機械や道具の処分や取り外しは
出来ないで困っているので、思っているより
教室、ついては学校全体を思うように
使いきれていないのです。

私は、PTAの委員はなれません。
発達障害の特性で、委員になると
動悸息切れが収まらないため、
普段のように振る舞えないからです。
しかし、学校の環境を改善するには
どうしたらいいのか?どこも高校なら
事務室があるのに中学以下には事務室が
ない。空き教室を一つ事務室にして、
コンピューター専門の先生、英語や
書写、カウンセラー、美術に家庭科、
数学(算数)等の専門の先生、事務職員
三名がいて、先生達にはクラスの面倒だけ
(担任と教科を教える、学びのサポートする)
に専念してもらう。
書類がかなり複雑化しているために
事務職員一人でも手が回らないはずです。
授業のレジュメはサポートスタッフに
任せてるそうですが、大学には印刷室に
一人専門スタッフがいました。たくさんの
枚数を束ねるプリントを、大きい印刷機で
一気にやるのは、さすが専門家!

たくさんの外からの専門家も
いたっていいだろうに。
何でも先生がやらねばならない?
外部委託出来ないなら、せめて
事務室を作ったり、職員室や学校の
機器、道具類の管理や処分等の事務を
定期的に出来るようにしたり、学校の
環境を改善出来ないだろうか?と
思うようになりました。

学校の先生になる気はありません。
英語が得意ですが、つい「何でわからん?」
と言ってしまうんです。

もし今の先生不足に対処するなら、
「教免を持ってるけど会社勤めの人!」
に大々的に来てもらい、「社会(会社)と
学校ではどう違う?」と、違いを見て
もらい、その方の意見を取り入れて
学校が改善できたら教諭になってもらう
ようにしては?
学校は必要な社会のインフラのはず。
学校の先生にならずに社会に出た人の
方が実数かなり多いんです。
社会を見てきた人が先生になるというのは
実は学校という閉鎖的な環境においては
かなり風通しがよくなる気がするし、
生徒達にも「先生はシャバの世界も見てきた
から」と、違いなどを教えてくれる貴重な
存在になるはず。

目標がなかった私は、この歳になって
ようやく、「学校の環境を改善するには
どうしたらいいのか考えたい」と思うように
なりました。そして、2020年から、まずは
放送大学で教育に関する講座を受講して
います。エキスパートに、学校支援に
関するものがあり、もう少しで必要な
単位が揃い、申請できそうです。

それと心理やデータサイエンス等を
学び、10年計画で名大(名古屋大学)の
教育学部に編入したいと考えてます。

さてさて、今週から放送大学は単位認定
試験。なんとか今週中に終わらせないと。
でも、食堂の仕事も週四で今週入ってる
から、体が持つかな?

頑張るぞ!

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