トンマッコルへようこそ
こんにちは!
この連日の猛暑で外出せず、お家で過ごす時間が多くなった harö ですσ (´ー`)
夏を満喫したいと思うのですが、なにせ暑すぎて…(^^; 笑
今回は、ワタシが見た映画をご紹介したいと思います。
このタイトルご存知ですか?
20年ほど前に公開された韓国映画なのですが、とても印象に残った作品のひとつで、先日久しぶりに見返しました。
改めて「いい作品だな」と思ったのでみなさんにもご紹介したいと思います。
戦争の中に咲く希望と笑い
戦争の虚しさと人間の善意が浮き彫りにされていきます。
前半は笑えて、後半は胸にグッとくるヒューマン作品です。
ラスト30分だけでも見て欲しいです!
ウェルカム・トゥ・トンマクゴル
原題では「웰컴 투 동막골(ウェルカム・トゥ・トンマクゴル)」
2005年に公開された韓国映画で、監督はパク・クァンヒョンさん。この映画で長編デビューを果たされた監督です。
舞台は、1950年代の韓国
朝鮮戦争が続く1950年代。
敵対していた韓国軍、北朝鮮軍、そしてアメリカ軍の兵士たちが偶然、同じ村に降り立ち迷い込んだところから話は始まります。
戦場から遠く離れた山奥にある小さな村。
それが『トンマッコル』
この村の人たちは、戦争の現実を全く知らず生活をしています。
争うことすら知らないような素朴で平和な村人たちと、ずっと戦場で戦っていた兵士たちが出会うのです。
心を開いていく兵士たち
最初は、村人を牽制したり、敵対国の兵士同士にも敵意をむき出しにしていた兵士たち。 だが、自分たちとは真逆の村人たちと生活を共にしていくうちに、兵士たちは次第に心を開いていきます。
・みんなでジャガイモの収穫する
・草スキーをしておもいっきり遊ぶ
・みんなで団結して巨大なイノシシを倒す
・降ってきた雨をただ喜ぶ
・みんなで歌を歌って楽しむ
当たり前のことがどれだけ幸せなことなのか改めて知る兵士たち。
人間の本質や希望について考えさせられる作品です。無垢な人たちと交流を通じて兵士たちが変わっていく様子は、今のワタシ達にもグッと響くものがあります。
ラスト30分だけでも!
ある日、衝撃的で悲しいことが起こります。
ここで改めて兵士たちは、戦争の恐ろしさや悲惨さに気づきます。
“俺たちは何をやってきたんだ…”
この村は、絶対守らなければならない!
そう、兵士たちは決意します。
ラスト30分!
画面から目が離せなくなります。
ワタシは、このラスト30分を見たいがためにこの作品を見返したのかもしれないと思うほど胸がグッと熱くなります。
まとめ
ワタシは、戦争映画は好きなジャンルではありません。
ただ、この作品は戦争映画が苦手な方でも見やすい作品だと思います^^
前半はファンタジックな要素が多く「クスッ」と笑えて楽しく見れます。だんだん後半に進むにつれて 人間の温かさと希望を描き出していき、涙したくなるシーンが増えてきます。
難しい内容ではないので是非、見て欲しいです^^
今の時代、日常生活はとても便利になりました。便利になった分 “何か大切なものを失った” ようにも感じます。
「承認欲求」「人間関係」「誹謗中傷」…
他者との関わりや評価ばかりを気にすることが多くなった今。
そういうことがすべて悪いことではありませんが、トンマッコルの村人たちのようにもっと「楽」に生きれれば、みんなギスギスしないで済むのにな…と見終わって思ったharöでした(。- -。)
人は 争うことが好きなのか…
それとも嫌いなのか…
どっちなんでしょう。
それでは、また<(_"_)>