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2月9日にコロナの制限解除するスウェーデン・・・今のワクチン接種状況

「2月9日にコロナ規制をはずします」という宣言は歓喜と不安を呼び起こしています。他の人はともかく私にはちょっとの不安はあるかな。

 オミクロン株の拡大で、かつてないほどマスク着用率が高まったスウェーデンですが、2月3日(木)にマグダレナ・アンダーソン首相、レナ・ハレングレン保健相、公衆衛生庁長官のカリン・テグマーク・ウィセル(上の写真ん、DN提供)が揃って制限解除を宣言した途端、再びほぼゼロ近くまで下がってしまいました。本当は9日まではまだ公共交通機関を利用中はマスク着用が推奨されているんですけどね。

 スウェーデンの3回目ワクチン接種率は18歳以上で5割を超えました。デンマークには及びませんが良い成績です。それに、80歳以上のグループではすでに90%が3回目の接種を終えていますし、SABO(Aにウムラウト)=高齢者住宅の居住者の87%が3回目の接種を終えています。65歳から79歳までの高齢者でも82%から86%まで接種を終えています。

 日本に住む私の母94歳がまだ接種を受けられていない状況を考えると本当に安心できる環境です。

 最も重篤率が高い、死亡率が高い年齢層、若くても基礎疾患のある国民や医療関係者などが接種を終えている環境が、スウェーデンの規制解除への不安をやわらげています。

 それでも、感染すると辛いのは確かだし、何度も感染を繰り返すことも報告されていますし、それに感染がその後の健康状態にどんな影響を及ぼすのか、どんな傷を体に残すのかわかっていない以上かかりたくありません。

 そんなわけでバスの中ではマスク着用を続けたいと思います。バス会社も「マスク着用」をおねがいしていることだし。

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(写真はルンドを走るバスの車内広告、運転席に近い前側の出入り口は封鎖、立ち入り禁止のテープが貼られています。)


 

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