エスケープ(作詞)

音量調節ができる世界なら
私はダイヤルを
上げることなく常に
ミュートの世界を生きたい

照らすネオンの光が
心を見透かすようで
羽織って着てた黒のジャケット
強く握ってすぐ路地裏へ

肌寒い風外の空気か私の感情か
朝日登るその前に全て元に戻して

見えない物見えてる物
私は夜の彼方へ
逃げ出して全て避けるように
この街からエスケープ
生まれた時泣いていたあの日とは全く違う
涙を今ここで1人ひっそり都会へ流した

満員電車の窓に映った人
振り返ったら私
影も鏡も全て
排除した世界を生きたい

揺れる木と枯れ葉が
歩調乱してきて
風の流れ沿って見上げた
空今日もただ黒かった

これだけは掴んでいたと思っていたのに
落とし物探して気づけば逃した夜明け

消えない物消えていく物
私は常に後者へ
楽をして連れてってくれるから
この世界からエスケープ
生まれた時後笑っていたあの日と同じような
笑顔を今ここで1人気楽に土産とこぼした

十分すぎる寿命と引き換えに私は心渡した
だから返してよ 私の全て今すぐ

消えない物消えていく物
私は常に後者へ
楽をして連れてってくれるから
この世界からエスケープ
生まれた時笑っていたあの日と同じような
笑顔を今ここで1人気楽に冥土へこぼした

ここから始まる世界を夢見た

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