【詩】けっかん
うるさいやつは寝ても覚めてもうるさいのです
寝顔だけは天使なのにね
なんてすりこみです
無知なら許してもやれるものを
無神経は終いです
馬鹿は死ぬまで治らない病気なのです
かわいくない子どももいます
決してこどもが嫌いなわけではありません
かわいくない子どもが嫌いなのです
そのくせ犬や猫はみんなかわいいのです
わたしはきっと致命的に欠けているのです
それを認めず気づきもしない人間でないことがせめてもの救いなのです
今日も無神経なやつらに舌打ちをするのです
欠けた神経が
切れた電線のように風に揺れているのです
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