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積立型保険で本当にお金が増えるの?|保険の仕組みを理解する①

私の海外投資アドバイザー活動の拠点とさせてもらっている、ICC(Investors Compass Club)の運営元であるアールトラスト・インベスターズ株式会社のブログをシェアします。

保険についてとてもわかりやすく解説されているので、気になる方はぜひ読んでみてください!

今回はブログを読んだ所感のまとめが中心です。

1.世界の生命保険料総額トップはアメリカ

世界の生命保険料総額はアメリカが1位のようです。
アメリカには日本のような国民皆医療保険制度がなく、また日本と比べて医療費が高コストらしいので、さもありなんと思われます。

このアメリカ、2020年11月10日に「新型コロナ感染者が1000万人超え」と報道されました。

(株)ジェイシーズ調べでは、アメリカには2020年8月5日時点で無保険者が2750万人存在するそうです。

この無保険者がCOVID-19で治療を受けた場合の費用は「人工呼吸器による治療を行い、96時間入院した場合のコストは40,218ドル(約426万円)」とのこと。

個人的に印象に残ったのは、「アメリカ人の70%は1000ドル(約10万6千円)未満の貯金しか持っていないので、支払い不能になるケースが圧倒的でしょう。アメリカで無保険者でいることは、非常に大きなリスクを伴うのです」の部分。

このnoteではアメリカの華やかな面を取り上げてきましたが、貧富の差が大きい国であることも忘れないでおきたいです。

2.日本は世界第2位の生命保険大国

対する日本には世界に誇れるほど手厚い国民皆保険制度があります。

アメリカと比べると、とても恵まれていることに気づかされます。

それにもかかわらず、日本は世界第2位の生命保険大国。
いったいなぜでしょう?

以前からこのnoteで書いている「とりあえず貯金」のように、「とりあえず保険」という意識が根強いのでしょうか?
貯金に自信がないから、天引きのように強制徴収される保険がいい、という意見を聞いたことがあります。
ほかには高額療養費制度では自己負担額の月額8万7,430円は用意しなければならず、その自己負担分を払えない不安がある、とも。
そもそも高額療養費制度は建て替えが前提なので、一時的でもまとまったお金の調達は無理!だとか。

ご事情は人それぞれですが、SOMPOひまわり生命保険株式会社の『With/After コロナの健康と保険に関する意識調査』によると「新型コロナ感染症の流行を機に約2割の人が、生命保険・医療保険に関して『より必要性を感じるようになった』と回答。もともと必要性を感じている人とあわせると7割以上が『必要性を感じる』」だそうです。

個人的には正しい知識あっての選択だと思うので、判断材料収集には時間をかけてもいいと考えます。
保険検討中の方は、冒頭でシェアしたブログを読んでから行動に移しても遅くないと思いますよ!

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3.医療保険に関する個人的なエピソード

私の周囲には保険屋さんがおらず、親から勧められることもなく、加入しないまま30代を迎えました。
とはいえ保険加入者はたくさんいるので、友人知人から勧められることはままあったわけです。

加入を迷っていた時、とある大病を患って長期的に通院している知人との雑談でなぜか保険の話になりました。
その時こう言われました。
「自分はがん保険には入っていたが、がん以外の病気にかかってしまったので、ずっと高額療養費制度を利用している」
これを聞いた私は掛け捨ての医療保険に入るのをやめ、万一の時の備えとして資産を増やそうと決めたのでした。
(その数年後、解約返戻金が増えるという文句につられて積立型生命保険に入ってしまうわけですが……)

4.まとめ

以上、
・生命保険料総額の世界第1位はアメリカ
・日本は世界第2位
・日本は手厚い医療制度があるのに保険大国なのはなぜ?

という話でした。

余談ですが、東京海上日動あんしん生命の情報コミュニティで、「1世帯当たりの保険の加入件数が多い県」が発表されています。

これによると保険加入は日本海側が多いらしいですが、計算対象が「1世帯当たり」なのが気になります。単身世帯数と負の相関関係にあるような気も?


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