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Day.12 スイングビッグデータ⑥ショルダーベンド

「SwingTRU(スイングトゥルー)」はGOLFTECのレッスンのベースとなるビッグデータです。最後となる6つ目をご紹介します。

フィニッシュにおけるShoulder Bend(ショルダーベンド)

Shoulder Tiltとは上半身の前傾、後傾を度数で表したものです。(Forward:前傾、Back:後傾)

上級者ほど、背中が大きく反る動きになっています
縦軸が後傾の量/横軸がハンディキャップ数 の相関図(右に行くほど上級者)

このデータでは、上手なゴルファーほど、上半身が後傾していることが示されています。ツアープロは32度後傾します。
上手なゴルファーを正面から見ると、背中が軽く反った状態になっていることが分かります。


Shoulder Bendは「飛距離」や「ダフリやトップにならない当たりの安定性」に影響する

今回ご紹介した、フィニッシュにおけるショルダーベンドは、主に2つの効果があります。

1つ目は、飛距離を上げる要素になること。
フィニッシュでの背中の反りは、インパクト付近でグリップエンドを上に引き上げる動作と連動します。これは、下方向に振り下ろされるヘッドに対して、反対方向に引っ張り上げる力となり、ヘッドスピードを上げる要素になり得ます。

2つ目は、ダフリやトップといった最下点の問題を改善します。
1と同じく、グリップエンドを引き上げる動作が生まれるわけですが、特にダフリが多いゴルファーにとっては、最下点を調整することにとても役立ちます。

フィニッシュでの数値の変化は、フィニッシュだけで作られるものではなく、その前の段階(今回でいえばインパクト前後)から始まります。
アドレスからフィニッシュまで、スイング全体の流れを踏まえて修正プランを考えると、効果的な改善につながります。


"ヘッドアップはいけない"は本当にダメ?

今回のショルダーベンド(背中の後傾)は、特に初級者ゴルファーにとっては要チェックかもしれません。
読者様の中には”ヘッドアップはいけない”というアドバイスを受けたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「ボールをよく見ましょう」「前傾を保ちましょう」というニュアンスで使われることが多いですが、これをそのまま解釈して実行すると、多くの場合、フィニッシュでのショルダーベンドが前傾したままになります。これは、上級者の統計データと逆の動作です。
この前傾した状態が続くと、上記解説の通り、ダフリやすく、かつ飛距離が上がらなくなる可能性があります。

”ヘッドアップはいけない”が全て間違っているということではありません。そのゴルファーの上達過程において、それが必要な時もあると思います。
一方で、ヘッドアップしないように意識し続けることで、フィニッシュでの後傾ができなくなるとしたら、理想とは違った結果に繋がる可能性があります。

今回ご紹介したビッグデータは、このような「よくあるアドバイス」に対して、13000人のスイング統計データを用いて一石を投じています。

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