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ゴルフテックコーチ研修 Day1 キョウツウゲンゴ -前編-

スイング論や仕組みを期待されていた方には、ガッカリさせてすみません。
今回は、ゴルフを学ぶ上で大切な共通言語の話です。
しかし、これがGTU(コーチ研修)の出発点になります。

共通言語はレッスンの「要(かなめ)」

なぜ共通言語が大切なのでしょうか。
答えはシンプルです。
曖昧さを極力減らすことができ、齟齬が生じ辛くなるからです。
ちなみに、ゴルフテックが行っているスイングの数値化も、数値という共通言語といえます。

アメリカの研修風景です。こんなに沢山のコーチがいても、認識に齟齬が生まれない工夫がされています。

「テイクバック」を思い浮かべてみてください。

今回は「テイクバック」という言葉を例に挙げてみましょう。
どのようなイメージを持ちましたか?







テイクバックという言葉は、実は曖昧な表現といえます。

「テイクバック」と聞いて、クラブを動かし始めたあたり(ヘッドが30センチほど動いたあたり?)をイメージする人もいれば、シャフトが地面と並行になるあたりをイメージされた方もいると思います。
人によって、バラバラですね。

このように、共通言語がないと、お互いの考えていることが、正しく伝わりません。


スイング中の各ポジションに名前をつける

ゴルフテックではP1(ピーワン)、P2(ピーツー)、P3、、、P9という表現を使います。
Pは、”ポジション”の略です。

この表現は、ゴルフテックに限ったものではなく、ゴルフインストラクション業界ではかなり浸透してきている表現です。
P1〜P10としているレッスンスタジオもあるようですが、いずれにしても共通言語を使う目的は一緒です。

P1 アドレス
P2 クラブシャフトが地面と平行になったポジション
P3 左腕が地面と平行になったポジション
P4 トップ(手が最も深い位置になったポジション)
P5 左腕が地面と平行になったポジション
P6 クラブシャフトが地面と平行になったポジション
P7 インパクト
P8 右腕が地面と平行になったポジション
P9 フィニッシュ

ゴルフテックでは、コーチ同士はこのような「P○」という表現を使います。

では、上記に当てはまらない、インパクト直前や直後はどう表現すればいいでしょうか?
これもシンプルです。
インパクト直前をP6.9、インパクト直後をP7.1と表現したら、すごくイメージが湧きませんか??

(次回は、手首の動きについて をご紹介する予定です)


応援よろしくお願いします

私自身が、このような場で執筆するのは初めてです。ですが、日本中のゴルファーの皆様に、少しでも役立つ情報を提供できればと思い、連載を始めることになりました。
ゴルフテック共々、応援いただけますと幸いです。(”スキ”や”シェア”してもらえると嬉しいです!)

ゴルフテックでは、スイングを数値することで、動きを可視化します。

また、ゴルフテックが気になる方は、是非スタジオまで足をお運びください。ゴルフテックコーチは、もちろん全員GTUを卒業していますし、何より人柄が良いです。笑

きっとゴルファーの皆さまの、お役に立てることと思います!


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