ゴルフテックコーチ研修 Day3 ボールが曲がる仕組み
飛んでいくボールを、ちゃんと分析すると上手くなる
最近は、スマホを使ってスイングを撮影できるようになりました。
気軽に撮れるだけでなく、補助線を引けるアプリもあるなど、非常に使い勝手がいいですよね。
そして、撮影するとなると、誰しもがスイングの”形”を気にします。
でも、もしゴルファーの皆様が、上達に目を向けるのであれば、スマホでスイングを撮影する前にやるといい、おすすめの分析があります。
それが、弾道(ボールフライト)の分析です。
球の飛び方は9種類
弾道(ボールフライト)は、物理です。
世界で活躍する有名なプロゴルファーでも、一般アマチュアゴルファーも、球が飛ぶ仕組みは変わりません。
シニアゴルファーやジュニアゴルファーであっても、老若男女問わず、ボールフライトは同じです。
全部で9種類しかありません。
打ち出し方向を決めるのは、インパクトのフェース向き
球が飛び出る方向の70-80%は、フェース向きで決まります。
ですので、もし練習場で「ナイスショット」が出たとして、その球が3度右に飛び出ていれば、フェースは4度ほど右に向いていることが分かります。
細かくて正確な数値までは必要ありませんが、スイングを撮影していなくても、球を見れば”インパクトの瞬間のフェース向き”が分かります。
曲がる方向を決めるのは、フェース向きとクラブ軌道の差
一方、球が曲がる方向を決める要素は、フェース向きとクラブ軌道の差です。
球は、飛び出てから・曲がる、とシンプルに考えると下記になります。
前述の、右方向に飛び出た球が、緩やかに左回転(ドロー)しているとします。
この場合のインパクトは、
ということが分析できます。
最近では、打ちっぱなし練習場に、トップトレーサーというシステムが導入されているところも増えてきました。
弾道測定できるこのような施設は、練習にはとても有効といえます。
トップトレーサー・レンジとは? | 日本初上陸!Toptracer Rangeを体験しよう! (golfdigest.co.jp)
インパクトを分析できれば、改善すべき動作を特定することにつながります。
次回は、ボールフライトのケーススタディをしてみたいと思います。
応援よろしくお願いします
私自身が、このような場で執筆するのは初めてです。ですが、日本中のゴルファーの皆様に、少しでも役立つ情報を提供できればと思い、連載を始めることになりました。ゴルフテック共々、応援いただけますと幸いです。(”スキ”や”シェア”してもらえると嬉しいです!)
また、ゴルフテックが気になる方は、是非スタジオまで足をお運びください。ゴルフテックコーチは、もちろん全員GTUを卒業していますし、何より人柄が良いです。笑
きっとゴルファーの皆さまの、お役に立てることと思います!
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