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ゴルフテックコーチ研修 Day4 ケーススタディ

弾道は情報の宝庫

Day3では、ボールが曲がる仕組みを説明しました。
今回は、それを踏まえてケーススタディをして、理解を深めたいと思います。

球の飛び方は、9種類です。

ケーススタディ①②③

ケーススタディ①
右に飛び出て、そのまま右方向にまっすぐ飛びました。
 ※画像 右側:青の弾道(プッシュストレート)

ケーススタディ②
左に飛び出て、右に曲がりました。
 ※画像 左側:赤の弾道(プルスライス)

ケーススタディ③
まっすぐ飛び出て、右に曲がりました。
 ※画像 中央:赤の弾道(ストレートスライス)


ケーススタディの答え

①プッシュストレートでは、
インパクト時のフェースアングルは右方向。
そして、クラブ軌道は、フェースアングルと同じ右方向。
よって、フェースオープン&インサイドアウト軌道だということが分かります。

②プルスライスでは、
インパクト時のフェースアングルは左方向。
そして、クラブ軌道は、フェースアングルよりも更に左方向。
よって、フェースクローズ&アウトサイドイン軌道だということが分かります。

③ストレートスライスでは、
インパクト時のフェースアングルは真っ直ぐ方向。
そして、クラブ軌道は、フェースアングルよりも左方向。
よって、フェースストレート&アウトサイドイン軌道だということが分かります。


弾道分析はそんなに難しくない

ケーススタディを通して分析してみると、やっていることは意外とシンプルです。

弾道は、スイングの結果でもあります。
ですので、弾道を分析することは、スイングの改善の大きなヒントになります。
もしビジネスに例えるなら、ゴルフコーチは、”ゴルファーという企業”の成長を支えるコンサルタント、と言えるかもしれません。
コンサルタントであれば、感覚的なものは大事にしつつも、根本的な原理原則を理解しておく必要があります。

ゴルフテックのレッスンでも、まず初めに行うのは弾道分析です。
毎回同じショットは打てないかもしれません。しかし、何球か打つと、傾向が現れます。
このようにして、ゴルフテックコーチはゴルファーのインパクトを分析した上で、スイングにおいて改善すべきポイントを見つけていきます。
ゴルフテックには最新鋭の弾道計測器が設置されていますが、それは、より精度の高い分析とレッスンをするために必要な機材なのです。


まとめ

最後に、弾道分析の流れをまとめてみましょう。

①「打ち出し方向」の傾向を見る
②打ち出された方向から、さらに「どの方向に曲がるか」を見る
これを10球ほど行えば、自分がどの傾向にあるかが分かります。

インパクトが分析できたら、次は「スイング分析」のステップに入ります。


応援よろしくお願いします

私自身が、このような場で執筆するのは初めてです。ですが、日本中のゴルファーの皆様に、少しでも役立つ情報を提供できればと思い、連載を始めることになりました。ゴルフテック共々、応援いただけますと幸いです。(”スキ”や”シェア”してもらえると嬉しいです!)

また、ゴルフテックが気になる方は、是非スタジオまで足をお運びください。ゴルフテックコーチは、もちろん全員GTUを卒業していますし、何より人柄が良いです。笑
きっとゴルファーの皆さまの、お役に立てることと思います!

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