読書記録②『世界一やさしい「やりたいことの見つけ方」』3/31

私の3月の目標は、自己理解を深めることだ。
そのために、この本のkindle版を購入し、面倒くさがりながらも自己理解のメソッドを進めた。

「ポイントは好きなことの前に得意なこと」
多くの自己啓発の本で「好きなことを仕事に」という言葉を見かける。一方で「好きなことを仕事にしては、いけない」という意見もある。

筆者の八木さんは、やりたいことが見つからない最大の理由に「思考のブレーキ」というキーワードをあげている。ブレーキとは、やりたいことが、お金を稼ぐ方法に直結していない。やりたいことが仕事にならないという思考から発生する思考停止の状態のことだ。

思考のブレーキがかかる状態を予防するために、得意なことから探そうというのが筆者の考えだ。

得意なこと、分からん
「得意なことは何ですか?」と問われると、答えに窮してしまう。
飛びぬけたスキルを持っているわけでもなく、勉強も運動もできる方に属さないからだ。
私は、「得意なこと」は客観的に見て人より著しく優れているもののことだと考えていた。しかし、この認識はどうやら違うらしい。

「得意なこと」とは「自然と人よりもうまくできて、やっていて苦なく心地よいこと」

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方

頑張らなくとも、人よりもうまくできることを考えた時に、いくつかできることがでてきた。なるほど、得意なことなど無いと思っていたが、考えるための出発点を変えるだけで、得意なことが見えてきた。

本書では、自己理解のためのメソッドが沢山登場する。
面倒くさがらず、少しでもやってみると今までの自己認識とは違う自分が出てくるかもしれない。

3月ぎりぎりの投稿になってしまったが、投稿できたことに花丸💮(自分に甘いのは内緒だ(笑))

最後に
私は、自分のことを挑戦的で人の前に立つことが好きな人間だと認識していた。しかし、改めて自分を分析してみると、次々に新しいことに挑戦するよりも波風立たない穏やかな日常を過ごすことが好きな人間だと分かった。

自信を挑戦的だと感じた経験や、人前に立つことが好きだと感じた経験を振り返ってみると、挑戦が好きなのではなく、自分自身で物事をコントロールできることが好きなんだと感じた。自己理解を深めると、自分の実は好きでは無いことにに気づきやすくなると感じた。

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