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エッセイが電子書籍に掲載されました!【キナリ杯2020】

作家・岸田奈美さん主催の「キナリ杯2020」の受賞作品が、電子書籍となって発売されました!!

「令和の大恋愛賞」をいただいた私のエッセイ「なんだ、せっかく夏休みも会えると思ってたのに」も、収録していただいております!

この書籍の何がすごいって、冒頭からぶっ飛んでいるところ笑!
レーザー脱毛から始まる本って前代未聞では??
このぶっちぎりのスピード感で、気づいたら最後のページまで読めちゃうこと間違いありません。

収録されている作品、似たようなものが一つもないんですよ、当然だけど。多種多様。みんな違ってみんないい。だから、読んでいて絶対に飽きがこないと思うし、「これが好き」っていう作品が絶対に見つかると思うんです。

お読みいただいて、「これが好き!!」って作品と出会えたら、Twitterでもnoteでもなんでも良いので、シェアしてもらえたらすごくうれしいです。著者さんも喜ぶと思います!

本の売り上げは来年度のキナリ杯等、岸田さん発案のイベントの運営費や賞金になるそうです。
だから、ぜひ買ってほしい!!!笑
みんなで買ったら、来年のキナリ杯、とんでもないことになりそうじゃない……?

今から来年のキナリ杯にワクワクできるって、最高に楽しいよ。


今日、7月25日は岸田さんのお誕生日
岸田さん、お誕生日おめでとうございます!

Twitterでは「岸田奈美生誕祭」が配信されております。私も配信を聞きながら、この文章を書いています。ヘラルボニーさんとのコラボ商品、めっちゃかわいいよ~~

岸田さんのTwitterはこちら>>> https://twitter.com/namikishida


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岸田さんのSNSで受賞作品の電子書籍化が進んでいると伺っていましたが、こんなにも早く出版されるとは思っていませんでした。

だから、コルクの佐渡島さん・キナリ杯電子書籍化プロジェクトの皆さんからご連絡をいただいた時は心底驚いたんです。だってメールに

「岸田さんの誕生日である7月25日の発売を目指しています」
(メール受信日:7月11日)


って書いてあるんだもの。
びっくり。びっくりです。
慌てました。

だってもう15日切ってる……!!
(一応70Pくらいのパンフレットを作る仕事をしていたので、これはスケジュール的に大変なんじゃないかという認識はありました。)

でも、岸田さんの誕生日に発売されるって「粋」だと思いませんか?
だってこれは、「岸田奈美によるキナリ杯」だから。
こんなにふさわしい発売日はありません。

私も「ぜひ岸田さんの誕生日に発売してほしい!間に合わせたい!」という思いで、急いで原稿をチェックしました。


しかし、キナリ杯に応募する段階で死ぬほど読み直した作品。内容も展開も頭に入っています。私の力ではもう誤字・脱字を見つけられる気がしない……。

「ぱちこさま、お願いがあるんだけど……」

書籍の出版経験があり、日々研究と論文に追われている、尊敬する大切なお友達・ぱちこさまに連絡をとり、誤字・脱字をチェックしてもらいました。

お忙しい中、4回も見直してくださり、細かい部分までご指摘くださいました。ほんっっっとに、めちゃめちゃ助かりました。

ぱちこさま、この場を借りて改めてお礼を言わせてください。
ぱちこさまがいなければ締め切りまで間に合わなかったでしょう。
本当にありがとう!


※電子書籍化にあたり、明らかに間違っている部分のみ修正させていただきました。noteに掲載している本文の方は、今後ちょこちょこ修正する可能性があります。

※ぱちこさまは、「自分のままで“養護教諭”になる」をコンセプトに、養護教諭さんに向けた活動をしています。ご自身も養護教諭で学校勤務されていたご経験があり、現在は大学院で教育に関する学びを深めておられます。理論と現場を行き来する研究者であり、実践者です。
公式HPはこちら>>> https://youkyoucafe.com/


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3年前、電子書籍の出版のお話をいただいたことがあります。編集者さんが、当時やっていたアメブロから私を見つけてくださり、アメブロだけでなくnoteも読んでくださって、オファーをくださいました。

編集者さんともお話しさせていただき、かけてもらった言葉がとてもうれしくて。忘れないようにFacebookに書き込んで、今でも読み返しています。

「本を出したい方はたくさんいるし、こちらも本を出せる力のある人を探しています。なつみさんは、小さい頃から文章を書いているだけあって、ちゃんと書けている。内容自体もふわふわせず芯があって良いと思いました。“夢をあきらめかけている”人に共感を得られるはず、だから、「この人なら書けるかも」と思い、社長にプレゼンしたんです」

以前も書いたけど、私は自分の作品に対していつも自信がない。3年前からそうだったので、編集者さんのこの言葉は私にとってひとつのお守りになりました。

そんなありがたいお言葉をいただいたにも関わらず、私は出版を断ります。これを断ったら、もう二度と電子書籍の話は来ないかもしれない。そんな考えが頭をよぎったけれど、承知の上で覚悟を決めて、お断りいたしました。


だから、自分の作品が「キナリ杯2020」の電子書籍に掲載してもらえることになった時、すごくすごく、うれしくて。今でも、自分の文章がnoteではない画面に表示されていること、著者欄に自分の名前があることが信じられない。こんな形で、一度あきらめたことが叶うなんて、思ってもみませんでした。

3年前の自分に言ってあげたい。
「またチャンスがくるから大丈夫だよ、あきらめないでね」って。


そしてもう一つ、正直なことを言うと。私は、電子書籍を買って読んだことがありません。だから、「生まれて初めて読む電子書籍に、自分の作品が載っている」という不思議な事態が起こっています。

なんやこれは、一体どういうことなんだ!
すごい!! 楽しすぎる!!
運命って不思議!!!

(電子書籍を読んだことがないと言うと、ちょっと大げさかもしれませんね。名だたる文豪たちの作品を「青空文庫」で読んだことがあるし、noteで読める文章だって、電子書籍の親戚みたいなものだから。……それはちょっと違う?笑)


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「皆さんの受賞作をもっと多くの人に読んでもらいたい」
岸田さんのそんな思いから、電子書籍化プロジェクトが始まったそうです。

岸田さんの気持ちに胸を打たれたし、実際に行動に起こされる姿をみて、「本当にこの人はすごい、やばい」と語彙力を失いました。

電子書籍化プロジェクトに携わった皆さんも、岸田さんの思いに触れ、心を動かされたのではないかと思います。だからこそ、この短期間での書籍化が実現したのではないでしょうか。

すごいなあ、岸田さん。
こういう人のところに人が集まるし、
人が集まるからこそ、たくさんの奇跡が起こるのですよね。



改めまして、岸田さん、コルク佐渡島庸平さん、キナリ杯電子書籍化プロジェクトのみなさん、「キナリ杯2020」をつくってくださり、私の作品を掲載していただいて、本当にありがとうございました。

(ああ、岸田さんのお誕生日なのに、私が最高のプレゼントをもらっちゃったな。誕生日とは。このご恩をお返しできるように、これからも頑張ります)

それから、掲載されることを心の底から喜んでくれたぱちこさま。(私はぱちこさまの論文を一回しか読めなかったのに)何度も読み直してくれて本当にありがとう! またZOOMでしゃべり倒しましょう!

そして、いつも応援してくれる読者のみなさまへ。noteではない場所で、私の文章が読める機会は滅多にありません。noteでも何度も読んでいただいているかと思いますが、ぜひ、電子書籍という画面で読んでみてください。いつも応援してくれて、本当にありがとう!

私、受賞作、全部読みました。だから、自信をもって言えます。おもしろい作品がたくさんあります! だから「この作品おもしろいよね」とか「私が好きな作品はこれです」とか、気軽にメッセージを送ってくれたらうれしいです。感想を言い合いましょう!笑 楽しみにしています!



岸田さん、お誕生日おめでとうございます!


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