動詞と形容詞の違い
英語スピーキングの初級者〜中級者によくある間違いとして、動詞と形容詞を混同するケースがあります。
その主な原因は、日本語の表現をそのまま直訳してしまうからです。
たとえば「準備する」「怒る」を動作だと解釈し、動詞として使用してしまう例ですね。
動詞は「動作」を表し、形容詞は「状態」を表すものとして区別しましょう。
私の受講生の中にも「ready」を動詞として使用した事例がありました。
これはおそらく「準備する」という日本語に引きずられているからです。
「ready」は「準備できている(状態)」というイメージで覚えると良いですね。
「準備する」には「prepare」という動詞があります。
例1) I'm ready to go out. (外出する準備ができている。) =状態を表しています。
例2)I prepared my supper. (夕食を準備した。)=動作を表しています。
同様に、日本語では「怒る」なので動作のように感じてしまいがちですが、英語では「 angry (怒っている状態)=形容詞」です。
例)I <got / became> angry with him. (私は彼に対して腹を立てた)。
形容詞「angry」の前に入れる動詞を忘れないように注意しましょう。
以上、受講生の事例から「よくある間違い」をご紹介しました。
英語学習のご参考になりましたら幸いです。
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