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悪いことの解釈は親と子どもでは違う


朝、保育園に送って行った時、あるお母さんが、3歳ぐらいの女の子に怒っていました。
女の子は、下を向いたまま黙っていました。
お母さんが、『謝りなさい』
と言ったので女の子が『ごめんなさい、、、』と小さな声で言ったら、『もっと大きな声でごめんなさいは!!』と怒っている場面でした。 


前後の様子を見ていないので、何に怒っているのか分かりませんが、無理矢理謝らせているようにも見えたし、小さい声で謝まっているのに、大きな声で謝らないと謝まったことにならないの?というところになんか悲しくなってしまったのです。


多分このお母さんと私とでは謝るの解釈が違うだけなんでしょうけど。


私の中では、謝るという行為は
自分の中で相手に迷惑をかけたり危害を加えた時にするもの。
という基準があって、その点は叱るのではなく伝えて教えていくという形をとっているなあと気付きました。


悪いことをしたら素直に謝るべき。
悪いことをしたら謝まって欲しい。
→悪いことをしても謝らなくて良い。
この悪いことというのは、人によって解釈が違う。


私が悪いことと思っていることは、子どもにとっては悪いこととは思っていないのかもしれない。逆に私が悪いと思っていなくても、子どもにとっては悪いことだと思うこともある。


そうすると、頭ごなしに悪いことと決めつけて怒ったり、謝らせるのではなく、相手の話を聞く、自分はこう思っているんだと伝える必要がある。


さらに、子どもから冷静に話を聞くには、こちらもフラットな状態で話を聞く必要がある。怒り口調や態度で話を聞くと、どうせ何言っても怒られるんでしょとなって本当のことを言ってくれないかもしれない。


ファシリテーターとして接するが大事なんだなぁと再認識しました。

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