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楽しい動物絵本「僕のランドセル」後編

前編はこちら


早速イヌくんはランドセルを背負って友達のところに行き、
「みてみて、僕もランドセル持ってるよ」
と自分のランドセルを見せました。

するとダンボールで作られたランドセルを見て、
友達は「なんだよ、ダンボールじゃないか」
「こんなのランドセルじゃないよ」
とイヌくんをバカにしました。

家に帰ったイヌくんは「やっぱり本物のランドセルが欲しいよ」
と泣きながら言いました。
すると部屋に飾っている大好きなロボットのポスターを見ました。
「そうだ!」とイヌくんはあることを思いつきました。

翌日、イヌくんは再び友達のところに行きました。
「ねえ、みてみて僕のランドセルすごいでしょ?」
イヌくんのランドセルはロボットの腕が付いていました。
イヌくんのランドセルを見た友達は驚きました。

「かっこいい」「この腕どうしたの」と友達は興味津々。
イヌくんは「実は昨日、大好きなロボットみたいな腕を作ったんだ」
とダンボールで腕を作ったことを言いました。

イヌくんのランドセルを見た友達は
それからイヌくんと同じようにダンボールで
自分だけのランドセルを作るようになりました。
そしてイヌくんと一緒に自分のランドセルを自慢しました。

おしまい


これまでの絵本はこちらでまとめています。
ぜひ過去の絵本もご覧ください。


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