「言葉で相手に伝える」って…?
今回は、「言葉で相手に伝える」ということについて考えてみたいと思います。
言葉で何かを相手に伝えたいって思った時、必ず必要になるのは、
1). お互いに知っているルールにしたがって言葉を発する事
2). お互いに知っている記号(名前など含む)で表されていること。
ルールから外れた形で言葉を発してしまうと、相手には言いたいことが正しく伝わりません。
相手が知らない記号を使ってしまったら、相手には分かりません。
言語を学ぶと言う事は、このルールと記号を学ぶ、と言うことです。
もしかしたら、英語を勉強している人の中には、この、ルールが違う、と言うことについて、意識の足りない人がいるのではないでしょうか。
たとえば、「今日は晴れです」を英語にしようとして、「今日」「は」「晴れ」「です」を順番に英語に変換できる、…と考えるなど、です。
「今日」に「は」を付けて使うと、今日についての話をする事が出来る、というのは日本語のルールなのですが、英語にも同じルールが有るとは限りません。(そもそも、「晴れ」に変わる言葉があるかどうかも分からないのです…)
外国語を学ぶ時、言葉から言葉、文字から文字へ、と、変換しようとしても、難しいでしょう。
どういうイメージを・どういうルールを使って、言葉にしようとしているのか。…外国語で作文をするなら、そういうルールについての知識や経験を使うことになるでしょうね。
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