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自己分析のための脳内整理

貴重な時間に、わざわざ私のnoteを覗いてくださり、ありがとうございます!

社会人になってから、将来キャリアを思考するため定期的に過去から現在に渡って、個人活動の棚卸をするようになりました。整理してあげることで、自分理解、将来キャリア・ライフスタイルについて具体的な目標やビジョンを持てるようになります。あ、それだけではなく、頭を整理することで精神を落ち着けることにも役立ちます。(私の経験ですがね。。。ほほほ)


今日は、「過去の成功体験」を通じて、価値基準について確認するよ。

嬉しかった話 運動バカだった自分が大学合格

両親がスポーツ選手だった影響もあり(影響しかない)、小さい頃からカラダを動かすことが好きでした。

高校生ではバドミントンに熱中し、高校卒業後も運動に関わることがしたいと、東京にあるスポーツ専門学校のオープンキャンパスに参加。しかし、そこにいる学生の活気、小さな部屋でのトレーナーのマッサージ学習など、自分のイメージしていた華やかなものではなかったので幻滅。元々自分のイメージしたのはスポーツ選手、そしてそのライフスタイルのような華やかさであり、自分が見たのはその逆だった(当時の印象。”大人”になった今では、もっと広い視点で理解してます。トレーナーの重要性など)

進路で悩んでいる中、自分の高校の卒業生に誰もが知る日系大手創業者がいることを校内新聞で認知。「進学校でもない田舎の高校からこんなすごい人がいるんだ」という驚きと「俺もがんばったらできるんじゃないか」という希望をもらい、一般大学進学を決意。
その時の偏差値が32。浪人も覚悟で、お金の工面は親に頭を下げてお願いした。

ちょっとは期待してたけど、想定通り現役合格はできず、そこから1年の浪人生活。人生で初めて「勉強」する日々を送り、とにかくできない自分にがっかりした。ただ、同じクラスになった友人と切磋琢磨し合い、辛い日々にも楽しみがあった。

1年後、第一志望は不合格だったものの、偏差値54くらいのD,Eランクぐらいの大学3つに合格できた。その内の一つは特待での合格だったので驚きだ(合格者のTOP10に入ってた)

こうして、親のサポート、友人のサポート、自分の頑張りがあって無事に大学進学することができ、「経営者」への夢を持って勉学に励むことになった。

これは、自分の中では「成功体験」。
勉強はやればできるようになることが分かった。(偏差値32→54前後)

モチベーションの維持は、目標と友人。
目標は、目の前の失敗、小さな失敗に左右されないための地図。
友人は、楽しさを一緒に作り、分かち合える存在。

成長できた話 本を読む人間になった

本を開けば、2行読んだところで眠くなる、それぐらい本とは縁がない人生でした。

大学では勉強するぞ という意識高めだったので、外部のセミナーに参加してみたり。その時、マッキンゼーというコンサル会社で働かれていた波頭亮さんという方が基調講演をされてました。

そこで「日本人は勉強しなさすぎる!日本に来ている海外留学生は、1日10時間以上勉強している!中国の田舎から来てる学生は、1日中勉強してるぞ!お前らもっと勉強しろ!」となぜか就活系セミナーで熱く、そして厳しくコメントされてました。席に座ってる学生、私も含めて、なんか(´・ω・`)って感じになってました。笑

そして続けて「勉強できなくても、読書はしろ!就活なんて新書6冊、専門書2冊くらい読んで、感想まとめておけば大抵通過する!けど、こう言ってもおそらくやらないだろうね!ココにいる100人中、1人か2人ぐらいしか、実際に読書はしない」と。
この時、なぜか自分の中で「その1人か2人に自分がなってやろう」と火が付いた。きっと読書自体に魅力があったわけではなく、実際に行動する少数派になりたかったんだと思います。

さっそく本屋に行くんですが、専門書は難しい。経済学部でしたが、マクロ、ミクロ、経済史、統計経済学などどれをとっても自分には難しすぎた。

本を読めばいいんだから、簡単な本でもいいやってことに気付き、中学生向けの小説から読むことにした(当時、20歳)。選んだのは、山田悠介さんの作品。「ライヴ」「スイッチを押すとき」「Xゲーム」など。
ホラー系、ミステリー系なので、夜に読むとドキドキ感が高まるものばかり。

本を開いても数分で眠気がくるはずの自分でしたが、なぜか面白く、何ページでも読める。「読める、読めるぞ!」(ムスカか)

そして、人生初めて、本を読了することができた。本を読む努力をしたわけでなく、純粋に物語の中身が面白かった。あと、読了できた自分に喜びもあった。その感覚をもう1度味わいたく、近くのTSUTAYAでいろんな小説を買って読み漁って、気付けば1週間で10冊くらい読んでいた。

その時、ふと「あ、おれ本読めるようになってる。成長したな~」ってしみじみ感じた。その後は、新書、古典、人類史、経済系、ビジネス系とかいろんなジャンルの本を読んで、本を読むことが日課にまでなった。

この本を読む経験から自分が成長できたと感じれたし、本を読むことで世界観?を広げてくれたので感謝してる。田舎出身だったからとっても狭い価値観持ってて、でも読書で価値観広げれた。

成長できた話 自分でググれるようになった話

社会人1年目、まったく勉強してこなかったIT業界に苦戦していた。自分でプログラミングもプロジェクトマネジメントもしたことないのに、営業としてIT商材・サービスを提案する立場。分からないことだらけで、情報の波に襲われ、頭が真っ白になることもあった。

ただ、ベテラン(その道20年)のメンターが付いてるので、分からないことは聞ける。聞いたほうが早いことは聞いた方が合理的だと思って、分からないことを「ワカラナイ」で済ませて、そのベテランに質問ばっかりしていた。

ある日、いつものように質問した際「君は、自分で調べたの?何が分からないの?」と聞かれた。え、なに、調べてないとまずい? 急な質問にてんぱり、嘘もうまくつけない性分なので「調べてないです、何が「分からない」か分からないです」と言ったら、「まずは、自分でググろう」と諭された。

あとになって、この時の指導の意味が分かりました。分からないことを人に聞くのは、もっとも早く答えを出す方法としては正しい。ただ、もし、答えがない仕事の中で答えを出していくには、どうすれば良いのか?
それは、自分で答えを出すしかない(社会人の仕事は、大半がコレ。答えがない)。そのために”自分で調べる癖”をつけさせようとしてくれてたのだ。ベテランの先輩は、私が見えてない先の先まで見通して指導してくれていた。

指導された日以来、商品・サービスの仕様をちゃんと最後まで読み切り、分からないことはググったり、書籍を読んだりして理解できるところまで理解するようにした(”理解すること”じゃなくて、”理解しようとする”マインドが大事)。

それから6年後、同業界の企業に転職した際のこと。チーム用Slackでは、社内・社外業務に関して、「これ何」「これどうしたらいい」みたいな質問が日々やり取りされてるのだが、そこで良く私が回答者になっていた。

上司から「何で君はそんなに詳しいの?」と聞かれ、「それ、ココに書いてありますよ」「ここでこんなこと言ってましたよ」みたいに、自分でググったことが役に立てた機会がたくさんありました。
その時、ふと「あ、おれ成長したいな」と感じましたね。新人のころは、自分で調べもしなかったのに、今は自分で調べて、人に教えてる。

今はできなくても意識して取り組めば、それが”癖”となり、自然とできるようになる。書店でも「習慣作り」「良い習慣」「成功の習慣」とかいう類の本がありますが、たぶん、この経験と同じようなことを言ってるんだと気付きました。
良い結果をもたらすのは、良い習慣。「習慣」こそが力。

私は、コツコツできるタイプなので、良い習慣こそ身に付けば、明るい未来を創れると信じている。









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