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【future bass】次世代を先取りした音楽!内向型の僕が感化された3曲を紹介

「future bass(フューチャーベース)」という音楽ジャンルがあることをご存じでしょうか?

僕は、斬新でセンチメンタルなEDMと解釈していますが、Wikipediaにはこうあります。

フューチャー・ベース(Future Bass) は2010年代に生まれたエレクトロニック・ダンス・ミュージックのジャンルの一つ。
ガタガタとした荒っぽいサウンドではなく、暖かみのある跳ねるようなサウンドである

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

温かみのある跳ねるサウンド…。その通りですね!w

僕は2020年に初めてfuture bassを聴き、そこから色々なトラックメーカーの曲を聴き漁りました。

んで、ちょっと自分が感化された曲を紹介したいなと思い、noteを綴っています。
色々なジャンルの音楽に触れたい人や同じくfuture bassが好きな人は是非、見ていって欲しいです!

①Don't you want me / PSYQUI ft. Such

まずはこちら、「SPD GAR」という様々なトラックメーカーを集めたアルバムに収録された1曲。作編曲・作詞はPSYQUIさんというトラックメーカーです。

僕が初めて、future bassというものに触れた瞬間でした。当時僕はYouTubeを見ていて、サムネに惹かれて再生ボタンを押しましたね!

だって、可愛いんだもん。
ちなみにこのイラストを描いたのは焦茶さんという方です。

僕が思う「Don't you want me」は軽くてすぐにアガれるという印象があります。冒頭からサビにいくまでが早く、0:25~のベース音を起点に曲がアップテンポになるのが好きな部分です。

また、ボイスサンプルを担当しているのはSuchさんという方。
飾り過ぎずに透き通った声が、機械的でミステリアスな印象を与えてくれます。

また、曲名がDon't you want me(私はあなたを求めていない的な意味?)とあるだけに、声だけでなく歌詞からもそっけない感じがしてきます。

裏切られた恋に対して、そっけない。
裏切った恋人に対して、飽きれている。

そんな女性心情が感じられる1曲です。

②夢でまたあえたらなあ / Yunomi ft.nicamoq

続いては、「インドア系ならトラックメーカー」で有名なYunomiさん作曲の「夢でまたあえたらなあ」。

アルバム「ゆのもきゅ」に収録されており、nicamoqさんがサンプルボイスを担当しています。

まず、第一印象はかわいい!
それに尽きます。

nicamoqさんの声って、本当に可憐で、儚くてですね。
「夢を見ることしかできない少女」って感じで、心が浄化されます。

また、Yunomiさんの曲は最初からアガれる曲が多く、この「夢でまた会えたらなあ」も、余すことなくサウンドを織り込んで惹きつけて離しません。

曲の特徴としては「届かない思い」や「叶うことのない理想」といった感じでしょうか。

1番と2番のサビ前に登場する

「土へと還るの」
「何を遺すの」

出典:夢でまたあえたらなあ / Yunomi ft.nicamoq

によって、8月の終わりや少女の生死感が感じ取れます。

8月の終わりって何だか空しいですよね…。

  • 友達と遊び終わった後、余韻に浸りながら田んぼを歩く。

  • スズムシやカエルの鳴き声が響き渡り、この世に自分しかいないような錯覚に陥る。

自分は8月に対して、このような感性があるので余計、心に刺さるわけです。

また、サビの終わりに

「あなたとは夢でまた会えたらなあ」

出典:夢でまたあえたらなあ / Yunomi ft.nicamoq

と出てくるため、夏だけに会える人と別れたときの歌だと解釈しています。

「ふたりだけのストーリー」
「みんな消えちゃうなら」

出典:夢でまたあえたらなあ / Yunomi ft.nicamoq

という人を表す歌詞もあり、

夏にだけ会える人たちがいて、その人たちとはお別れすることになった。

少女にとってそれは、死を想起させるほど、悲しい出来事である

ということを歌っているのではないでしょうか?

③ぺこみこ大戦争!! / さくらみこ・兎田ぺこら

最後に紹介するのはこの一曲「ぺこみこ大戦争」。

作編曲はREDALiCE、作詞はREDALiCE・まろん (IOSYS)となっています。(敬称略)

女性VTuber事務所「ホロライブ」に所属する兎田ぺこらさくらみこが歌っており、彼女らの関係を表現した一曲。(敬称略)

序盤からは「戦争だー!」と幕を開け、いきなりアップテンポで始まり、重たいシンセベース音が響きます。

この「ぺこぺこぺこぺこ、みこみこみこみこ」と続く中で、進行しているコードが大好きで。

アガレるんだけども、どこか切ない。
そんな気持ちにさせてくれます。

また、中盤からのぺこみこコールでは畳みかけるように重圧なサウンドを使っていて、攻撃的な印象。

歪んだベース音と変則的なドラム音が重なり合い、カオス感が一気に増しています。

その後は、ラスサビ前になり、兎田ぺこらとさくらみこが素直な心情を打ち明け…。

兎田ぺこら「みこ先輩…」
さくらみこ「ねぇ…、ぺこら」
2人「いつもありがとう」

温かい言葉をかけ合いながらも、曲はビルドアップしていき終盤に。

最後はキーが何音か上がっており、2人の戦争を締めくくるように終わります。

また、REDALiCEさんが作る曲はトゲトゲした音が鳴り響いてるんですが、なんか丸いんですよね。しつこくないというか。
それにベースとドラムのテンポ感が丁度よくて、気持ちよく聴き取れます。

また、REDALiCEさんとUSAOさんが作曲した「最強STRONGER」という曲もこれまたアガるのでおすすめ。

「Arcaea(アーケア)」という音楽ゲームで登場していることもあり、聞いたことがある人もいるかもですね。

最後に

future bassに出会えて本当によかったなと思います。

近代都市を彷彿とさせるサウンドで、緻密に作られているfuture bassが大好きです。
これから、流行ってほしいなと思うばかりです。

何なら、次世代を先取りした音楽で、10~20年後には、紅白歌合戦ならぬ
虹拍電音戦(こうはくでんおんせん)が地上波で放送されるんじゃないかとか本気で思ってます。(意味不明ですみません)

センチメンタルな心情をテンションが上がれるように表現できるってすごい。

あと、3曲目に「ぺこみこ大戦争」を紹介しましたが、僕は兎田ぺこらさんのファンです。

彼女についても、その内紹介していけたらと思います。

ここまで、ご精読ありがとうございました!



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