心配事には想像力で立ち向かう
あれこれと心配事が絶えない毎日だけど、やっと、心配事を手懐ける方法を見つけた。
それは、
想像しまくって心配事を出し尽くす。
よく、『心配事の9割は起こらない』って聞く。だから、未来のことをグルグル考えて心配したって意味がないんだよって。
けど、考えてしまう。
これもう癖、どころか、習慣。
いや、生理現象と言ってもいい。
まだ起きてもないことを想像して、それも自分にとって嫌な方向に。そして悩んで、疲れる。
考えないように!!と思えば思うほど考えちゃう天邪鬼な私は、
これを逆手にとって、
心配事をこれでもかと考え尽くして、どう感じるか、どう対処するか、どう諦めるか、そこまで想像するようにした。
そうすると、どのパターンもありえない展開まで想像しちゃうから、ふと我に返って、「これ絶対起きないわ」と安心できるようになったのだ。
例えば、もし新しい職場でいじめられたらどうしようと考えたとする。
どんなふうにいじめられるかな、
無視されるとか?パワハラ・モラハラを受けるとか?トイレに行ったら頭から水をかけられるとか?
なら、どう反撃するか。
まずは証拠集め。録音機や監視カメラをつけたり、上司や信頼できる誰かに相談しないとだよね。
けど信じてくれなかったら?
追い詰められて休職か退職かぁ。
そんなの悔しいし、会社に何かしら見返りがないと納得できん。
…そしたら、弁護士さんに相談したら良いのか?あと就職支援のとことか。
となると証拠ってめっちゃ大事だな。
裁判の準備ってお金と時間がかかるからイヤだなぁ…。
逆に私が名誉毀損だーなんだーって、会社に訴えられたらどうしよ。
…………
こんな想像をしているとだんだんと、
『まだ新生活すら始まってないのに裁判まで考えてる自分、アホらしいし、時間の無駄じゃない?』と、ここでやっと我に返ってこれる。
こんな感じで、芽吹いた不安や心配を、これでもかと大袈裟に膨らますことで、これなら現実で起きないだろうと自分を安心させている。
それに、心配事はほぼ起きないのなら、イヤな想像はとことんしておこう、と。
そうすれば、魔法のように起こらないはず。そして、たとえ起きても、『想像したアレか』と冷静に対処できる気がする。
そんな感じで私はいま、想像力で心配事と戦っている最中だ。
みなさんは、心配事とどう向き合ってますか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?