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お酒とのつきあいかた

昨晩、ひとり酒を愉しんで、若干二日酔い気味の私です。

お酒を飲むと食欲も陽気さも増し、自堕落な人間になることを自覚しているため、月に1回程度と決めています。

普段、我慢してる分美味しいんですよね。ここ1~2年はコロナの影響もあり、ただでさえ飲みニケーションが苦手な私は、尚のこと、外でお酒を飲む機会は無くなりました。

やっぱ他人の目を気にせず、家で一人きりで楽しむのは最高です。

お酒の何がいいかって気分が良くも悪くも上がることです。
やけ酒っていう言葉もある通り、気持ちが塞がっててもアルコールを摂取してれば無敵になれる気がする。

一時、まさに私はそんな感じでお酒をほぼ毎日飲んでました。

大学4年の冬頃。心がかなり擦り減ってしまってて、お酒を摂取してないとやってられない時期がありました。料理酒用に購入した白ワインを片手に卒論を仕上げてたのを覚えてます。

あの時はそうしてないと、目の前のやるべき事に手を付けるやる気が沸き上がってこなくて、お酒飲んで、ほろ酔いになって、無理やり気持ちを上げさせてました。あの時指導してくださった先生方、ごめんなさい。

そうこうしてると段々、お酒を愉しむのではなく、お酒に酔うことを目的として飲むようになり、度数の高いものをがぶ飲みして、頭ふらふらになることで、悪い方向に考えすぎるのをストップさせてました。

もういっそのこと、お酒を飲まないといい気分になれないのだから、例えば、アルコールをぎゅっと濃縮したものを摂取するだけで、すぐに気分が上がるものとか無いのかな、とか考えたんです。

けど、そこで、それってよくニュースで聞く麻薬とか、大麻や覚せい剤、そういう類のことを指すんじゃないか。

そう考えたとき、はっとしてなんだか心がぞわぞわしました。

そんなの絶対に私の人生に関わるはずがない、そう思って生きてきたのに、心が消耗されて弱り切っていた時、心の奥底でそれをほんの少しだけ求めている自分がいたことに、正直ドン引きました。

それからはなんだか憑き物が取れたかの如く、お酒に目を向けることはなくなり、しんどくなっても、お酒だけには手を伸ばさないようになりました。

今では単純に愉しむものとして飲んでます。それでも時々、やけ酒気分になることもありますが。

お酒自体は大好きなので、バーとか酒場に行ってみたり、クラフトビールや地酒とかを買って比較しながら飲んでみたり。やりたいことは沢山あるので、近い将来できたらなー、なんて思ってます。

『お酒は愉しむものであり、救いを求めるものではない。』
このことを肝に銘じて、今後もお酒ライフを楽しんでいこうと思います。

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