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看護師 大学院受験体験記


 大学院受験にあたって看護系大学院受験に関する情報があまり無かったので少しでも大学院を目指す看護師の参考になればと思い記録します。




《経歴》

一浪、地方国公立大学看護学部卒
都内総合病院勤務の看護師3年目



看護師2年目の秋

 とある学会に行き大学院受験を決意。自分のやりたいことが大阪大学しかないと判明。どちらも受験科目に英語があるため大学2年以来の英語学習を開始。「大学院入試の英文法」で英文法の学び直しを始めたが英単語につまづき「鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁」も購入し勉強し始める。



看護師3年目の春

 不規則な職業柄メンヘラっぽくなったり、モチベーションの維持が難しくなる。それでも毎日一歩でも、半歩でも進めることを目標に英単語か大学入試用の問題集をやっていた。勉強時間は平日は1〜2時間。休日は3時間ほど。夜勤明けは毎回体調崩していてあまりできなかった。
 この頃からセンター試験レベルの問題集開始。使ったものは自分が入試の時も使った「大学入試 英語長文 ハイパートレーニング レベル2 センターレベル編」を一日一題を目標にして使用。繰り返し参考書を使うのが苦手で一周したら違う参考書を購入。購入したのは「毎年出る"頻出英語長文」。5月までに終わらせる予定だったが終えられず。休日や時間に余裕がある時はLancetで気になるエッセイを読む。


5月、6月大学院説明会
  2つの大学院説明会に参加しモチベーション回復。英語が大切とみなさん話される。阪大では大学院説明時に過去問2年分もらう。この頃英単語帳も「英語論文重要語彙717」に変更する。
 説明会後に志望する研究室の先生にアポをとり面談。2つの大学院を受験することは先生に伝えたが大丈夫とのこと。先生と面談し阪大の方が研究室の雰囲気など自分に合ってるのかなと思う。


7月
 仕事中にふと焦燥感にかられたり体調が優れない。追い込みたいが受験勉強に身が入らず。仕事のある日は変わらず1時間程度の勉強時間。
 専門科目の勉強を始める。とりあえず解いてみて間違えた問題は調べてノートにまとめる程度。


8月

 やっとで集中できるようになる。
 阪大の過去問をやり始める。例年と変わらず英語2題、専門科目2題、午後から面接。
おぼえている範囲で聞かれたことは
・どうして看護師になったのか 
・どんな病棟にいるのか。主な疾患は?
・どうして阪大?
・どんな研究がしたい?どうしてその研究をしたいと思った?
・ その研究をするにあたっての問題点は?
面接官4人対1


9月中旬
 合格発表日。希望休とったわけでもないが運良く?悪く?休日。上野で人生初のビリヤニを食べながらインターネットが更新されるのを待つ。自分の番号がある。晴れて来年度から阪大生になれるみたいです。


○良かった点
・浪人したため大学受験参考書には詳しかった。
・前年度から病棟師長に大学院受験するので辞めますということを伝えていたので受験するときも特に何も言われず受験できた。
・早めから受験対策を始めたこと。


●反省点
・参考書をとっかえひっかえしてしまった。特に単語帳は大学受験時に使用していたシス単で良かった。シス単を完璧にしてから英語論文重要語彙に移行するべきだった。
・大学院受験する同士が周りにおらず孤独だった。お互い励まし合い、情報を共有できるような仲間がいれば良いと思った。
・夜勤明けは一番頭が働かないしやる気が起きない。



★大学院受験を考えている方へ
 
 お金のことや環境が変わることに対して不安はあると思いますが、進学したいと思った時が行動し時だと思います。
 まずは行動しましょう!

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