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実は追加されていたアーモンドアレルギー、対応できていますか?

初めてnote投稿させていただきます、佐藤と申します。どうぞよろしくお願い致します。
実は私、昨年4月に職場復帰した、一児の母です。そんな私の大きな悩みが、息子の乳アレルギー であります。今回は、アレルギーに関する内容です。

私は社会人生活の半分以上、アレルギーに関するお仕事に従事してきました。ですので割とアレルギーについては興味や知識がありましたが、昨年息子の乳アレルギーが分かり、より一層身近なものに感じるようになりました。

定められているアレルギーは「28」品目!

今、定められている食物アレルギーは28品目 です。ご存知でしたでしょうか。実は昨年9月までは27品目だったのが、「アーモンド」が増えて、28品目になりました。更にこれらは、表示が義務付けられている特定原材料(7品目)と、表示が推奨されているもの(21品目)に分けられます。

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実はこんなにあるんです。意外と多いですよね…。さらに、現状は任意表示にされている「クルミ」については、今後表示義務のある特定原材料に格上げされる可能性が高いことも取り上げられています。これから先、どんどん増えていくことは避けられないですね。

原材料は買うごとに確認を!

私たちが日頃お店で買う商品は、以前に食べたことのあるものでも、原材料が変更されて除去の必要な食物が使用されていることもあります。
また、似たような食品でもメーカーによって原材料が異なり、隠し味などで思いがけない原材料が使われている場合もあるので、購入や使用のつど原材料表示を確かめることが大事です。下の画像は、先日購入したバウムクーヘンの一括表示です。当然乳成分が使われていることは予想できていましたが、「オレンジ」が入っているのは意外だと思いませんか?

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表示義務の範囲とは・・・?

しかし、対面販売品や外食については、アレルギーの表示義務がありません
「じゃあ、アレルギーを持つ人はろくに外食もできないのか・・」という声も聞こえてきそうですが、義務がないから表示をしていないわけではありません。各飲食店は、仕入れ食材のアレルギー情報を取引先から収集して、メニューにした時にどうなるか、一覧表にして公開・もしくは準備しているケースが多いです。アレルギーで検索できるようにしてくださっているところもあって、アレルギーに悩む者としては嬉しい限りです。

 ステーキチェーン「フォルクス」アレルギー検索

 レストランチェーン「ココス」アレルギー検索サイトTa:bel(ターベル)

また、アレルギー対応可能なレストラン情報が検索できるサービスもあります。

 「FAMILY table」

人力に頼らない方法で正確な情報提供を!

アレルギーは命に関わる問題です。私が1年の育休を経て復帰し思ったことは、『規格書に関する資料請求がすごく増えた』ということです。消費者からの問い合わせが増えていて、外食産業に関わる方々が悩んでらっしゃるというお話をよく耳にします。今後も増えていくことを考えると、間違いのリスクが高いので出来る限り人力に頼らない、システムを用いたやり方で管理していただきたいなと思います。

インフォマートのBtoBプラットフォーム規格書では、3月末にアーモンドに対応することが予定されています。メニュー管理機能でも同じく対応されるるので、アーモンドも含めたメニューの管理が実現できます。

すべての人が安心安全な外食を楽しめますように。

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