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マイナンバーとマイナンバーカード、マイナポータルについて

こんにちは、吉本です。

デジタル庁さんの「マイナンバーとマイナンバーカード、マイナポータルについて」にインスパイアされて書きました。

それぞれの役割

マイナンバーとは

住民票に記載された個人に振られた識別番号。
これを指定すれば確実に一人が特定・指定できる。ダフリも漏れもない。基本、生涯変わらないので、10年前のこいつも、20年後のこいつも確実に指定できる。至って便利。

マイナンバーカードとは

マイナンバーは至って便利だが、それだけで個人が特定できる分、間違ってしまうとシャレにもならない。確実に「僕のマイナンバーはこれです」と証明する手段が欠かせない。
そこで、マイナンバーと名前や住所、生年月日とか顔写真が掲載された公的なカードが作られた。それがマイナンバーカード。
ICカードなったせいでやめときやいいのに公的個人認証の機能とか相乗りさせてしまった。結果なんだか複雑になっている。

マイナポータルとは

マイナンバーで管理されている情報については「この人の情報をください」と簡単に指定できる。至って便利だが、正確すぎて危ういので法律でやっていい照会範囲は決まっている。
逆に法律で決まっているぶん、本人の同意もなんも不要でかってに照会可能。法定だからそれでいいんだけど、さすがになんか申し訳ないので、どんな照会があったか本人が確認できる仕組みを導入した。これがマイナポータル。
ただ、せっかくのポータルなので、自分でも自分の情報照会できるようにしようとか、いろいろ盛り込んだ結果、なんだかよくわからなくなっている。

それぞれのできること

マイナンバーでできること

個人が確実に指定できる。しかも、時間軸で変わらない。組織ごとの認識違いもないので、個人を指定して情報をやりとりするにも迷いがない。
例えば、全国民に一人一回だけってサービス導入しようとすると、誰に提供済みかどうか管理するのが案外大変。でも、マイナンバーを使えば一発解決。至って便利。

マイナンバーカードでできること

自身のマイナンバーを確実に伝えることができる。
本来これだけで良かった。ただ「自身の」って事ができるということは、本人を示せるということ。実際、名前や住所が書いてある。
なので、本人確認書類としての機能を必然的に持っている。
さらに、オンラインで本人確認するための公的個人認証証明書まで持ってしまった。これはマイナンバーを証明する分にはなくても良いんで明らかに余分機能。この相乗りでいまいち分かりにくいカードになっている。

マイナポータルでできること

その可能性、プライスレスwww

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