Vol.13フェムテックとエクオール②
こんばんは🌙😃❗
フェムテックに続いて、
今回は「エクオール」を学んでいこうと
思います。
〈エクオールとは〉
女性ホルモンである「エストロゲン」に
よく似た働きをする成分です。
〈作用〉
エストロゲン様作用に加え、
⭕エストロゲンが過剰に分泌された際に抑える
⭕男性ホルモン「アンドロゲン」の働きを抑える
⭕抗酸化作用
などがあります。
〈エストロゲンとは〉
女性ホルモンの一種で肌や髪のハリ・潤い、
女性特有の丸みのある体つくり等
美と健康を支えるホルモンです。
女性が一生のうち、分泌するエストロゲン量は
ティースプーン1杯と言われ、
エストロゲンをコントロールしたり、
不足時に外から補ったりすることは可能ですが、
エストロゲン自体を増やすことはできないと
いわれています。
量のピークは20代後半~30代前半、
30代後半からは量が減っていき、
閉経前後の45~55歳は激減します。
この激減時に心身のバランスが崩れ、
更年期症状(障害)が起こります。
更年期症状/障害の違いは、
更年期に起こる様々な不調は更年期症状、
仕事や日常生活に支障をきたすほど重くなると
更年期障害となるようです。
〈更年期にどのような症状が起こるのかというと〉
⭕自律神経の乱れ
動悸、息切れ、のぼり、ほてり、発汗異常、
頭痛、腰痛、肩凝り、手足のしびれ、イライラ感、
めまい、耳鳴り、不安感、不眠、食欲不振など
⭕その他
皮膚や粘膜の乾燥、ドライマウス、尿失禁、
外陰部のかゆみなど
〈診断〉
問診・血液検査・細胞診・骨量検査など
様々な角度から総合的に診た結果、診断となります。
〈治療〉
①薬物療法
エストロゲンを補う方法〈ホルモン補充療法〉
⇒特にほてりやのぼせ、発汗などの自律神経が
原因の症状や閉経後の骨量減少予防に効果
期待できる他、善玉コレステロールを
増やしてくれるので脂質異常症の予防にも繋がる
②漢方薬
⇒血液やリンパの流れなど体全体を整える
③(必要時)睡眠薬、安定剤など
上記に加え、食事療法や運動療法、生活習慣改善、
カウンセリングなども行い、心身のバランスを
整えていきます。
〈予防〉
食生活や運動習慣を含む生活習慣全体を
見直すことも大事なのですが、
予防の観点から一役買っているのが、
エクオールです。
エクオールは冒頭で触れた通り、
女性ホルモンによく似た働きをします。
そのため、更年期症状(障害)の改善に
効果があるだけでなく、
⭕抗酸化
⭕骨粗しょう症予防
⭕血管内皮作用
⭕メタボ予防
⭕皮膚老化予防
⭕脂質代謝改善 など
にも効果があることが報告されています。
また、最近の研究報告から
男性特有の悩みである
前立腺肥大やAGA予防にも効果が期待されています。
エクオールは
大豆製品を食べると、
腸内で大豆イソフラボンの一種〈ダイゼイン〉が
腸内細菌〈エクオール産生菌〉の力を借りて
エクオールに変化します。
エクオール産生菌は
残念ながら持っている人、そうでない人がいます。
日本では約2人に1人と言われており、
尿検査で調べることができます。
(ちなみに私はエクオール産生菌を保有していました)
エクオール産生菌を持っていない場合、
サプリメントで補うことができます。
また、エクオール産生菌を持っていても、
通常の食生活では十分なエクオールが
産生されていないそうで、
学び毎日大豆製品を摂取する
〈目安は1日あたり大豆イソフラボン50mg
例えば納豆1パック、豆乳1杯など〉
・腸内環境を整える
この2点がエクオール産生には欠かせません‼️
毎日納豆は食べていますが、
最近、たんぱく質が不足しているので、
豆乳も飲むようにしています。
女性ホルモンが不足すると、
心身ともに様々な影響がでるので、
今、更年期症状なのではと悩んでいる方も
これから更年期を迎える方も
一度自分の体の状態を知っておくことを
オススメします😃
最後までお読み頂き、ありがとうございました❤️
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