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Naked/原作 ゴールデン・フェイク

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『note空想映画劇場ゴールデン・フェイク』からのスピンオフマガジン。主に『ゴールデン・フェイク』で紹介した〝映画〟の〝原作〟を公開します。各章、月1~2回ほど更新予定。こちらは…
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#私の作品紹介

第三章 予告

#私の作品紹介 頑張ってきたから何だというのだ。 積み上げてきたものが何だというのだ。 甘…

高橋陽
3か月前
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第七章 予告

理不尽を基調とするホールディングスの支配。 それは混乱から怒りへ、怒りはそして畏怖に変化…

高橋陽
5日前
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【原作】#6 置かれた場所で咲く花は 第六章 劇場

 少々時は遡る……。  シネマファクトリー・Kはスクリーンレンタルを承っております。社内…

高橋陽
9日前
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第六章 予告

人の織り成す全てのものは表現で、エンタテイメントである。それが、内に向かうのか、外へ向か…

高橋陽
1か月前
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【原作】#5 置かれた場所で咲く花は 第五章 ダイスを転がせ。イカサマの

 タイミングが重要だ。  その時が来るまで、堪えて待て。  パティは己に言い聞かす。お楽し…

高橋陽
1か月前
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第五章 予告

交渉。それは両者の妥協のすり合わせ、では決してない。 互いが互いを喰うための、利用すべき…

高橋陽
2か月前
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【原作】#4 置かれた場所で咲く花は 第四章 監獄ロック

「で、おじさんなの? おじいちゃんなの?」  K警察署、取調室。目の前の男はその軽薄な口調とは裏腹に、舐めまわすように日下部を品定めしている。日下部の容姿を揶揄しながら、こちらの反応を観察しているのだ。現行犯逮捕された日下部は、一市民に暴行を加えた凶悪犯。しかも動機が不明だ。精神疾患の可能性もある。慎重にかつ早急に事を進めるため仕掛けているのだろう。 「まだおじさんでいいんじゃないかな。来年になったら年金もらえるから……」 「その時は公明正大に〝おじいちゃん〟になるわけか

第四章 予告

#私の作品紹介 厄災から逃れるべく飛び込んだ〝箱〟はパンドラのそれではなかった。 そこは新…

高橋陽
3か月前
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【原作】#3 置かれた場所で咲く花は 第三章 ヘイ・ユウ・ブルース

#私の作品紹介  早く眠りたかった。身体がだるくてしようがない。  夜の時計は十一時。歳を…

高橋陽
3か月前
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【原作】#2 置かれた場所で咲く花は 第二章 堕ちた笑み

 乗客のみなさん、機長のアルフレッド・ケンダーです。当機ロンドン行PL四五〇便は正体不明…

高橋陽
4か月前
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