士業等なくならない理由

AIとか、デジタル技術が進歩しても、士業等の仕事がなくならない理由ですが、、、

まず根本として、「ちゃんとした人間として生きる」ということが前提です。

詐欺をするとか、強盗をするとかっていうのは、そもそもAIとか使わなくてもいくらでもできますから。
(爆弾の作り方とか聞くことだけならできますけどね)

そんなことはしないという前提で。



結局のところ、行政書士とかであれば、行政への申請処理代行とかが主な仕事ですが「なぜそれを申請するのか」ってことが重要になってくる。
結婚はなぜする?とか。

結婚って、結婚届が受理されれば、その後すぐ(1時間後とか)に離婚届が出せます。
これ、AIにやらせると、まず結婚届を出す。3分後に離婚届を出す。また3分後に結婚届を出す、なんてことが延々と繰り返しできちゃいます。
(一応100日間の再婚禁止期間が女性にはありますが、同じ人と再婚する場合等、基本的に3分後でも再婚できます。というか、あくまでも妊娠してる場合とかのための確認期間なので、他の人と再婚する場合も、一応有効)

こういうことの判定というか、コンサルティングとして士業は残ることになると思う。

だから、今までより結構面倒な作業になるとは思います。

結局のところ、「ただの代書」をやってただけの人の仕事はすごく減り(なくなるとは言いません)、高度なコンサルができる人の仕事は増えます。

これ、デジタル業界でも起こってます。
単に打ち込みだけできる人は、はっきり言って、今は殆ど仕事はないです。
(50年ほど前はタイピストという仕事がありましたが、今、それで食べていけるほどの仕事がない)
で、ちょっとしたプログラムが書けるだけの人も低賃金。
ある程度大きなプロジェクトに関わって、それなりの成果が出せる人だけ仕事になる時代です。
なので、「義務教育でプログラミング教育をするようになったから、子供は将来そういう仕事がみんなできる」ようになるわけではない。

文字の読み書きができる人って、現代日本だとほとんどの人ができますよね?
でも、高単価な仕事を受けることができる人と、低賃金の仕事しかない人といる。

違いはなにかというと、「誰でもできることしかできない人は、低賃金」だからです。

「AIに仕事がとられる」と騒いでる人たちって、結局のところ「誰でもできることしかしてない」人たちです。

結婚するかしないか、そりゃコンピュータに聞いてもいいですが、本当に「コンピュータがあなたと結婚しなさいと言ったから、求婚に来ました」と相手に言ったら、相手はどう思うでしょう?
また「コンピュータに子供を作れと言われたし、コンピュータに子供を作れない病気もないし、財政的にも大丈夫」と言われて、子供を作ったりするもんでしょうか?

こういうのって、結婚仲介とか、子供を作る相談は直接受ける業務の人たちもいます。

医師とか、結婚相談所とか。

で、そこで、相談に乗ってくれる人が、コンピュータの画面をずっと見てるだけの相談員だとしたら、お客様はどう思うでしょう?

結局のところ、「人間に寄り添う人間」の仕事は残ります。

そして、そういう仕事ができる人は、お金、もしくはそれにかわるものが手に入ります。
でも、コンピュータの画面をじっと見て、結果だけ読み上げるような士業等の人、、、、、
お客様はつくでしょうか?

私は後者はお客様はつかないと思います。

ここらへん、多分、新聞やなんかにのってる「将来なくなる職業」と言われる業種の人達が、そういう印象を持たれてるということでしょう。

なので、基礎知識やらなんやら、専門知識も必要ですが、最終的に言うと、「人間力がある人の仕事はなくならない」が正解です。

人間力のない人は結局低賃金のままか、仕事がなくなるか、犯罪して捕まったりする時代って、もうすでに始まってます。
なので、資格をとったりするのも大切ですが、「きちんとした人間として、きちんと仕事ができる人」として生きて行けば、どんな仕事も残ると思います。

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