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新財コウ
2022年5月16日 00:51
大きな電波塔の下には俺は近所の公園の机とベンチがある場所で俺を呼び出した本人を待っている。今日は日曜日。とても雨が降っている。この机とベンチの上に簡易的な屋根がついていて助かったと思いながら、かれこれ10分は待っている。「ごめん、お待たせ。」俺を呼び出した張本人 佐藤満が2冊のノートを抱え走ってきた。「遅いじゃないか。」満は軽く謝ると、俺の隣に腰掛けた。「実は普に見てもらいたい