あけみやび

ふと思ったことを書き留めます。

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最近の記事

フリーランス翻訳者生活の効用

フリーランス翻訳者になって、約半年が経過した。 この半年、人生で一番、翻訳作業というものをしたと思う。まだ半年しか経っていないが、体感としてはもう何年もこの生活を送ってる気がしてしまう。おそらく、大変だったから。 辞めたい、と途中で思った。とにかく、単価が低いわりに頭を酷使するという無限のサイクルに、心身がもろに疲弊していった。 つらいのだ、単純に。 でも。同時に、そこにやっぱり「何か」がある。 その、輪郭を持たない何かが何なのか。分からないが。 うれしいことがあった。

    • フリーランス翻訳者の単価問題

      翻訳のトライアルにようやく受かって、スタートしたフリーランス生活。 自宅で自由に仕事ができる。。なんて素晴らしい仕事なんだ! 一ヶ月ほどは最高の気分だった。 しかしほどなくして、翻訳作業がだんだんと辛くなってきた。 苦行を強いられてるような、作業中に謎のいたたまれない気分になり 1週間ほどペースダウンした。 なんだろ、、なりたくてようやくなれたフリーランス翻訳者なのに。 単価が気になっていたのはあった。分かってはいたのだが。 頭をフルに使う重労働に対して、この単価か。。。

      • マルグリット・デュラスの小説「ラマン」の冒頭を教えてもらえますか?

        ChatGPTに、このような質問をしてみた。 『マルグリット・デュラスの小説「ラマン」の冒頭を教えてもらえますか?』 以下が、ChatGPTの答えである。 『もちろんです。以下がマルグリット・デュラスの小説「ラマン」の冒頭になります。 「これは、終わりから始まる話だ。終わりに書いてあったことが、最初になる。書かれたのは、次のようなものだった。『娘たちは、家を出て、しばらくしてから戻ってくる。一方は夜明け前に、もう一方は日が暮れてから。夜明け前に戻る娘は、いつも同じこと

        • 返事や連絡が来ないとき

          毎年、年賀状をくれていた知人から来なくなった。 別の人だけど、年賀メールを送っても、返信がないひとがいる。 こんなとき、どんな気持ちになりますか? さびしい、悲しい、、そして、なんだかちょっと苛立ってしまうような、へんな感じ。 あ、そうか、これだ。やっと分かった。 昔、職場でいろんなことがあった。人間関係のもめごと、仕事のストレスが重なり、そのうえに、プライベートの問題もあり、気づけば眠れなくなり、食事ものどを通らなくなっていた。 その年の年末年始に、Facebook

        フリーランス翻訳者生活の効用

          同窓会ブルー症候群

          大学の同窓会の案内が届いた。 卒業してから25年後に、同じ学年の同窓会があるなんて、今日知った。 大学時代は、すごく楽しかった。やれるものなら、もう一度やりたいくらい。 だが同窓会の案内・・・なぜこんなブルーになってしまうのだろう。 まあ分かっている。自分は出世しなかったし、独身だし、子どももいない。 納得のうえでそういう生き方をして来て、人に何を言われても深くは気にしなかったのに、この同窓会案内に、こんなにえぐられるとは思わなかった。 たぶん。自分とは真逆の生き方をして

          同窓会ブルー症候群

          しみついてる格言•逸話

          小学校から高校までの間、国語の教科書にはいくつも格言が出てきたが、ふり返るとこれら教科書に載っていた格言やそれに付随するエピソードに、人生の困難に直面した際にだいぶ実質的に助けられてきた。 いろいろあるが、なんと言ってもこの格言。 『人間万事塞翁が馬』 おそらく自分が失敗しないと学ばないタイプの人間であるがゆえに、たびたびいろんな間違い、上手くいかないことに直面してきたわけなのだが。 そのたびに、頭に浮かんでいたのが「人間万事塞翁が馬」。 大きく間違えても、人生はあざな

          しみついてる格言•逸話

          イーロン・マスクが崇められてる

          ここのところ、You tubeのお勧め動画に、どういう訳かイーロン・マスクの動画が何本もあがってきたので、視聴してみた。 イーロン・マスクについては、まあとても成功している起業家で、宇宙や電気自動車など新規のことに情熱を燃やし、Twitterも買収した、なんとなく鼻持ちならない人物、というイメージを勝手に持っていた。 いくつか動画をみて、コメント欄をチェックして驚いた。 「わたしはこの男を愛している」 「人生の中で、同じ時代にこの人がいてよかった」 「イーロンがいなかっ

          イーロン・マスクが崇められてる

          太ったときのこと

          ずっとちょうどいい体重で生きてきた私だが、一時期とても太ってしまったことがあった。 30代のときに自分の美容熱がピークに達しメイクや服やダイエットなどに全力を注いでいたものの、ある日、突然その虚しさに気付いてしまったからだった。 自分の中で、外見をとりつくろう価値が、なぜか急に無に帰したのだった。 それで気にせずに、食べたいときに食べたいものを食べる、といった生活に突入した。 当然、太って来たわけだが、それでもややぽっちゃりという程度で自分は気にしていなかった。 驚くこと

          太ったときのこと