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DV浮気借金トリプルされたけど、今は幸せだよ、という話#1 二人目の夫

初めは優しかったのに入籍したとたんに豹変して、マインドコントロールされた私は、そこから逃げるわけでもなく、すっかりおびえて暮らしていました。
当時の事を思い出しながら書いていきます。

このnoteを読んでくださり、ありがとうございます。
バツ2どん底人生から覚醒したあけみんです。

最初の夫や歴代の彼氏の話、どのように育って来たかなどを時系列で書きだすと、私が自己肯定感マイナスで、自分を生きていなかった暗黒時代から、立ち直って覚醒した話にたどりつけないので、いきなり二人目の夫の話をします。
二人目の夫と出逢う前の話は、あとで遡れればって思います。


2人目の夫との出逢い

ボランティア仲間・友人として

彼とは、大学時代ボランティア仲間として出逢っていました。

地域の子ども達とレクリエーションしたり、キャンプとかに連れ出したり、季節の行事をしたりするようなボランティアサークル。

後に被災地に行ったりもします。

なので、いい人だと思っていました。

「ボランティアする人に悪い人はいない」って勝手に思って信用していました。

学生時代も、卒業してから私が1人目の夫と結婚しても、ボランティア仲間としての普通の友人。
それ以下でも以上でもない。

関係が進展したのは、私が離婚した時です。

彼の会社へアルバイトで入る

1人目の夫と離婚し、
これから生活どうしよう、と考えていた時に、ふと彼が会社をやっていることを思い出し連絡を取ります。

彼の会社の業務に興味があり、以前、時々単発バイトで入らせてもらってた事があったので、再びお願いできないか、出来れば出来るだけシフトに入れてほしいと伝え、可能な限り入れてもらうようになります。

そんな中で、少しずつ距離が縮まり、ある日告白されます。
ボランティアで子ども達に優しく接してたように、とっても優しい人でした。
この人なら、私の離婚の傷を癒してくれる、そう思ったんですね。
(今思えば、「いやいや!そんな時は正常な判断できてないでしょ!」って過去の私に「冷静になれ!」と怒ってやりたいですが)

ついにプロポーズ!

付き合いだして2年くらいたった時、女にだらしない彼だって気付きました。
彼の会社に入ってたので、なんとなく女の勘も働きました。
バイトの若い女性に片っ端から声をかけているという噂もありました。
元カノに「あいつはやめたほうがいいよ」と言われたことも。今思えばその忠告は正しかったですね。
でもなんだか、「自分が彼を変える!」という変な正義感があったんです。

そして、
「君が最後の女」
「君と入籍するからには、もう他の女とは遊ばない。君一人だと誓う」
と言われて舞い上がってしまいます。
すっかり騙されたんですね。

「ああ、この人は、私と結婚して心を入れ替えるんだな」
「数ある女性の中で私を選んでくれた」
って思うのです。
今思うとほんとおばかさん。
自己肯定感低すぎ。

いやいやいや、女癖の悪さって一生治らないでしょ。

最初は上手いこと言っても将来的にはきっと同じ。
その泣かされた女の姿は未来の私。
「君が一番」
なんて聞こえはいいけど
「君だけ」じゃないと無理でしょ。

そのことに当時の私は、まだ気付けませんでした。

コロッとだまされて。
尽くしちゃう。


入籍したとたんに掌返し

そうして同棲生活が始まります。
1年ほどして入籍します。

彼も再婚でした。
前の奥さんの話、聞いてたけど、その原因も彼の女癖の悪さだったみたいですが、やっぱり「私は違う。」って思ってたんですね。
彼の誓いを鵜吞みにしていたから。

そして、入籍したとたんに、彼は豹変しました。。。

優しかったのは体裁だったの?演技だったの?

あの誓いはなんだったの?

同棲してた時から、浮気の兆候はあったものの、遊び程度だったから目をつぶっていました。

引き続き彼の会社を手伝っていたのだけど、事務の若い子とかと平気でイチャコラするようになるし。
入籍前には「浮気?」というより女の子のいる店で遊ぶといった可愛いもので、社内に持ち込む事はなかったんですね。

女遊びしても必ず戻ってくるからって、どっしり構えていました。
見てみぬふりしてました。

そうしたらつけあがって、私をなめてかかって。
しだいに大胆になっていった夫・・・


DVと浮気と借金



朝帰りした日は・・・

無断外泊した朝帰り。
「どこに行ってたの?」と努めて優しく聞いても
「うるせー。関係ねーだろー」と暴言。
同時に物が飛ぶ。
胸ぐら掴まれたこともありました。
激しく叩かれたことは2,3回しかないと思うけど、物が飛んできたり、ドアとか家具に当たり散らして恐怖だった事は数えきれないほどあります。

私も結構負けてなくて言い返したり、激しかったんですけど。

本当に怖かったです。

疲れてボロボロになりました。

こんなの、愛じゃない。。。。


浮気相手はメンヘラ女子

ある日、夫の異変に気が付きました。

あれ?派遣社員の〇〇さんとあやしくない?
いままでのいちゃこらと明らかに違うのです。

1人暮らしのあの子の部屋へいったらしいとの噂。
彼女は社内でもメンヘラチックで有名でした。

なにかと彼を呼び出すのです。

怪しい。
電話が鳴ると夫は私に聞こえないように外に出てしまうけど、なんとなくわかります。

社内でも噂で、知らないのは本人たちだけになっていました。

ある時、見てはいけないと思いつつも、彼の留守中に私一人事務所でお留守番となって他に誰もいない時に、会社のデスクを開けてしまったのです。
何か、手掛かりを・・・

あった!!胸がざわざわします。
そっと確認すると・・・
手紙のようなものがたくさん出てきました。

日記のような描写も見つけました。
そこには、彼と彼女の営みが書かれていました。

ん?創作小説?とも思ったけど、登場人物の名前や描写が完全に私と夫と、浮気相手だったので、女の勘で間違いないと確信しました。

気持ち悪い。
吐きそう。

そして、心が壊れる音がしたのです・・・

でも私はそっとそれをしまい、知らないふりをして夫婦を続ける・・・

外泊を繰り返すようになったのは、入籍してわずか3ヶ月くらい!
まったく甘い新婚生活などありませんでした。

生活費はもらえず(経済DV)

会社を手伝っていたから専従者給与をもらえたのだけど、それも月15万円ほどです。
生活費を全てここからまかなっていました。

そりゃあ苦しいよね。

自分の携帯代もままならない。
おこづかいなんてもってのほか!
次第に私の貯金も切り崩すようになっていました。

借金もありました。
事業の運転資金だからと、あんまり心配してなかったのだけど、身の丈にあった遊びをすればいいのにけっこう派手(仕事を取るための必要経費だと言われればそれまでだけど、だからって女の子と遊ぶ必要ある?)

ある時、社員の給料が払えない、なんて大騒ぎになって、私名義でキャッシングしたのです。
残高いっぱいに。

彼の名前ではもはや公庫とか銀行の事業融資は受けられない事態になっていて、切羽詰まったんだと思います。

私は独身時代勤めていた時のカードがあって、そのため限度額は50万くらいだけど、当時の彼としては資金繰りに困ったからどうしても、っていうことで拝み倒されました。
キチンと返せる保障なんてないのに、「仕方ないなぁ」って貸しました。
私も私だよね。甘い!
今の私なら、「男なら、会社の代表なら、そんなの自分で何とかして稼いで来い!」って言えるのに。

外面はとても良くて、身内には冷たい人

そとづらはとても良くて優しそうだから(私も付き合ってた時だまされていた)、周囲には「優しそうな旦那さんね」って言われるし、相談しても信じてもらえませんでした。
私の親でさえも。

これは、DV男の特徴でもあるって聞いたことがあります。

さらに、DV加害をしたあと必ず優しくなります。
これ、心の闇ですよね。
私はこれに騙されて「本当は優しいんだよね。私が悪いんだ」と思い詰め、自分を責めます。
こんなの、幸せじゃないのに・・・
対等なパートナーシップじゃないのに・・・

思い返すと、母親に対して冷たい人でした。

私はそれを感じても、「マザコンじゃなくていいじゃん!」って当時思ったのだけど、それは間違いでした。

身内を大切にしない性分だったのです。

無断外泊からの朝帰り、
「どこに行ってたの?」と聞けば「うるせー。お前にはかんけーねー。」とものが飛ぶ。

「生活費を入れてくれないか」とお願いすれば、「給料あげてるだろ」と言う。
たった15万の専従者給与で、生活費のすべてをまかなうなんて無理でしょ。。。

そのくせ「誰のおかげで飯食えてると思ってるんだ」って言う。
いや、あなたの会社を陰から支えて社員の皆様にも気を配ってるの私ですけど。。。

彼の顔色をうかがう日々。自分の家なのにおびえて過ごす

彼の顔色をうかがって、毎日怖くてビクビクして。
「あれ?私、こんなにつらいのに、なんでこの人と一緒にいるんだっけ?」
と毎日泣いていました。

夫は自由奔放なのに、私の交友関係には口を出し、彼の仕事の関係もあり、ほとんど独身時代の友人と遊びに行く事をゆるされず、なかなか連絡も出来ず・・・(社会的DV)

それでも逃げるって発想になれないのは、何かに縛られていたんでしょうね。

なんだか、自分ってものがなくなって、夫の顔色をうかがいながらビクビク暮らす日々が続きます。。。

そんなある日、事件が起こります。

続く・・・





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