始めた動機を常に確認して戻る。

パートナーに朝ご飯を作った。

最初は
美味しく食べて頂き、心と身体が幸せになってもらうといいなぁ～
と思って料理をしていた。

宅配のお野菜がいっぱいあったので品数も多くなった。

食べてもらって
うまい！
って言ってもらうと

よかった～
って嬉しくなる。

でも
今回は品数は多く、お酒を飲みながらだったので
ちょこちょこおかずが残ってしまった。

それを見て
何で全部食べないの？
って責めるような言葉がついつい出てしまった。

私が一生懸命作ったのに
全部食べてくれないなんて
と私が期待していた通りの結果でないことに
裏切られた気がして怒ってしまった。

これは押しつけである。

まったく相手の事を考えていない。
自分の事ばかりである。

冷静に考えると
もともとお酒を飲みながらだと
そんなに食べなかった。

それをわかっていながら、
自分の想定通りにならないことに腹が立ち、
相手の事を受け入れるスペースがなかった。

本当にぶつぶつ言っている品が下がっているの私に
情けなくなった。

最初の動機の
美味しく食べて頂き、心と身体が幸せになってもらうといいなぁ～
がこの時点では全くなかった。

いつの間にか料理を作った動機が変わっていた。
品が下がった動機になっていた。

このことは日常でもあると思う。

最初は謙虚な優しい気持ちが動機でやっていたのが、
知らぬ間に自分が褒められたい、できる人でありたいなどに
変わっていることがある。

だから
いつも始めた動機を意識するために確認することが大事である。