３連休最終日とも知らずに

　３連休最終日とも知らずに、神様の日（１日と１５日）だからと岩屋神社（兵庫県明石市）を参拝したら、神社のすぐ近所にある玉子焼きの名店「ふなまち」さんに大行列ができていて驚いた。

　そっか、今日は祝日なのか。フルタイム労働者を通算３０年以上やってきたので、３連休にはしゃいでしまう気持ちは、よーくわかる。でも、今の私は週３勤務で、土日祝と月・水がお休み。ぶっちゃけ、毎週末が３連休。あらためて、そのありがたさを痛感する。

　祝日な上に神様の日なのに、岩屋神社は閑散としていた。今日は、月次祭もあるのになぁ。ま、暑いしねえ。

「あ」あっついの〜。

「うん」うん、夏やからな。

　阿吽の狛犬様方も、暑かったり、でも夏だからしかたないとあきらめたり（笑）炎天下で大変だなぁと思う。近いうちに、何か冷たくて口当たりのよいものをお供えでお持ちしようかしら、と思ったりする。

　先述した「ふなまち」さんの行列の中に、キャリーバッグをお持ちの方が複数いらした。おお、ふなまちさん、ついに全国区！？（笑）

　おそらく、この３連休に関西に遊びにいらして、どこかで噂を聞きつけ、最終日にお越しになったのだろう。

　なぜ「関西に遊びに・・・」と思ったか。たまたまそのキャリーバッグの方々の会話が聞こえてきたのだけど「・・・だでな。」とか「・・・だがね。」とおっしゃっていたから。

　そういえば、私が初めてこの「ふなまち」さんに訪れた日にご一緒し、美味しいと言ってくれた友人は、今、中部地方にお住まいだったりする。

　きっと、キャリーバッグ組の皆さまのお口にも合うと思う。というか、あの美味しさはもう、どう考えても全国区だと思うし、邪魔にもなるキャリーバッグに対しての、あのお店の方々の対応は、あまりにも簡単に想像がつく。

　そのホスピタリティに感動して、きっとまた、明石にお越しくださるんじゃないかな、とか、そんなことまで想像しながら帰路についた。

　平和な３連休最終日である。