大学院修了⇒kintone hive福岡登壇⇒公認心理師試験⇒放送大学で臨床心理学…怒涛の「学び直し」2022
先日、公認心理師試験に合格した。
「公認心理師」とは、日本で初めて設置された心理職の国家資格である。
臨床心理士という高度な民間の資格もあるが、心理的な問題の複雑化という社会的なニーズから、多職種連携を目的として、国家資格が新設された。(臨床心理士との違いや試験制度については割愛)
私は、実務経験5年以上の現任者を対象とする、「Gルート」と呼ばれる試験区分で合格した。
私の受験できる区分は今年が最後の受験資格になるため、事実上のラストチャンスであった。
初チャレンジにして、一発合格しなければいけなかった。
受験の理由
受験することにした理由は、3つある。
一つ、私の仕事は、保育所運営であるが、保育者からの園児の発達相談や、保護者からの相談に関わることが多い。
この相談支援の位置づけを確かなものにするために、受験を考えた。
二つ、先日修了した大学院は児童学専攻、修士論文は保育学分野であったが、発達心理学や学校心理学、障がい児・障がい者心理学などの各領域の心理学領域に関して、修士の学問として修めたことで、心理学の学びがある点である。
また、大学院で、SPSSやjs-STARを用いたデータ分析を学んだことで、少しは心理統計の知識がある。
三つ、私には「元・司法浪人」というバックボーンがある。
法律や行政分野への強み(強みといえるほどでも無いが)を活かして、多職種連携の支援の一翼を担いたいという思いがある。
元・司法浪人が保育現場に入るまでの経緯は、下記をご参照ください。
上記三つの理由から、私は受験を決意したのである。
勉強開始
今年の正月明け、苦闘の果てに、大学院に修士論文を提出した。
大学院に入るまでのアレヤ・コレヤに関しては、下記に詳しい。
2月の口頭試問(最終試験)が終わった翌日から、私は公認心理師試験の勉強を開始した。
受験予備校に通う
完全独学ではなく、受験予備校の通信講座を利用した。
大学院の学びの中で、ある程度の知識はあるものの、試験範囲の中で、自分に何の知識があり、何が足りないのかが分からなかった。
勉強の全範囲を完全に網羅し、知識を強化しつつ、効果的に学ぶには、受験予備校の選択は必要である。
受験予備校のメリット・デメリット
受験予備校に対しては、私は厚い信頼を寄せている。
大学受験で受験予備校に通うまで、私は塾に通った経験が無い。
「勉強に塾は不要」と考える家庭方針だったため、「通いたい」と懇願しても、通うことができなかった。
当然ながら、高校卒業時には国立大学に現役合格する学力は身についていなかったため、大学受験のために一浪することになった。
この時に通ったのが、代々木ゼミナール福岡校であった。
退屈な学校の授業とは異なり、分かりやすく、面白く、かつハイレベルな内容を生徒たちに教え込む、有名講師陣のテンションの高いライブ授業にのめり込んだ私は、水を得た魚のように夢中になって受験勉強に取り組んだ。
その後、司法浪人時代には、早稲田セミナー(Wセミナー)に通い、ハイレベル、かつ充実した講義内容に魅了され、予備校中毒に陥った。
母に借金させて、司法試験予備校で泥沼にはまって司法浪人を続けた私は、ことごとく罪深かった。
これは亡き母に懺悔したいことの一つである。
司法試験予備校の授業料は、莫大なお金がかかるのである。
司法試験予備校並みとはいかなくても、公認心理師試験の受験予備校に通うのであれば、必然的にお金がかかる。
社会人となった私は、自分自身の懐からお金を払う以上、費用対効果をよく見極めた上で、通うかどうかを決める必要があった。
——受験予備校に、通うべきか、否か。それが問題だ。
私はハムレットよろしく悩んだ。
受験予備校が、講座内容を教える「だけ」の場所であれば、予備校に通う必要はない。テキストを読めば済むのである。
そもそも、受験予備校は、テキストを分かりやすく嚙み砕いて教えるような親切さ、親鳥が雛鳥を育てるような丁寧はない。
アクティブラーニング、自ら学びとる力が必要なのだ。
私の考える受験予備校の目的は、《ペースメーカー》としての役割である。
すなわち、自主学習者の《伴走者》。
くじけそうになった時に、奮起させる場所であり、知りたい時に質問できる場所(チューター制度)もあったりする。
(通学課程なら学友ができることも!)
法改正などを反映した最新情報や予想模試、解答速報など、受験予備校ならではの受験ノウハウは、お金を出しても価値がある。
——費用対効果。懐事情。
受験予備校に通うメリット・デメリットを検討した結果、上記予備校LECの試験対策講座(通信)を受けることにした。
通信制の受験予備校の受講方法
通信制の受験予備校とは、どのように受講するのであろうか。
受講が決定すると、予備校からオリジナルテキストが郵送されてくる。
これだけでは不十分で、担当講師が指定した文献も購入する必要がある。
買うぞ、買うぞ、本を買うぞ。
「ラリラリラ~」と意味不明な鼻歌をうたいながら、ポチポチと指定書籍をAmazonで購入していたら、瞬く間にお金が消える。
幻のようなお金。
私のお金は湯気か。
いくつかの諭吉と涙のお別れをして、私の手元には本が届いた。
講義はパソコンやタブレットなどのデバイスを使って、講義動画を視聴する。視聴の進捗確認もできる。
私は朝4時~6時と勉強時間を限定して勉強した。
大学院学位記授与式に出席
3月、大学院を総代(首席)で修了することが決定し、学位記授与式に出席しなければなかった。
新型コロナ感染拡大の折だったため、なるべく、県外渡航したくなかった。
学位記授与式に出席せずに、学位記を郵送してもらおうと思っていた。
私「学位記を郵送してもらえますか?」
事務局「できますが、総代の席を空席にしたくないのです」
私「・・・」
総代を指名された重みを感じたのである。
人生の中で、総代になる経験は滅多にない。
貴重なご縁に感謝、と闇夜の一番星を見つめる。
いいのよね、これで——。
私は覚悟を決めた。
県外渡航し、学位記授与式に出席するのである。
学位記授与式は千葉県・松戸であった。
私はコロナ禍以来、一度も県外渡航をしていなかった。
2年ぶりの県外渡航であった。
久々の県外渡航。渡航。非日常——
「祝いじゃ! 祭りじゃ! うひゃひゃひゃ・・・」
ギロッポン新橋や有楽町あたりの居酒屋にでも繰り出して、ジョッキ片手に飲み浸りたかった。
嗚呼、哀しい哉、時は新型コロナ感染拡大中。
ようやく「私は保育園従事者」と思い出し、はしゃぎたい気持ちをぐっとこらえて、渡航中、行動自粛に務める。
飛行機に乗る前の待合の席でも、飛行機のフライト中も、旅先のホテルでも、ずっと勉強していた。
学位記授与式の当日でさえ、前泊したホテルの一室で、朝4時から勉強していたのである。
もちろん、学位記授与式の翌朝も、朝4時起き。
時間に追われるように勉強を続けた。
kintone hive fukuoka vol.7に登壇
4月、サイボウズのkintoneというクラウドサービスの事例発表の登壇準備もあり、多忙を極めていたが、毎日勉強に余念が無かった。
登壇前日、福岡に上陸。
「ありがとう福岡! 豚骨ラーメン! 赤ちょうちん!」
心浮き立つ中、中洲の赤ちょうちんで「ちょいと一杯・・・」と熱かんを呑みたかった。
日頃、全く酒は飲まない私である。
しかし、旅先くらい、呑んだっていいじゃないか。
逆切れ気味に思ったものの、登壇が明日と迫る中、17分間の登壇プレゼンのシナリオを完全暗記しなければいけないミッションがあった。
旅先の福岡のホテルで、繰り返し立ち稽古をして、シナリオを完全に覚えこむ。
登壇当日も、朝4時には起きて立ち稽古をしていた。
「やると言ったらやる」私は執念深いのだ。
登壇の会場入りする前、ひょんなことから雨の中でおじいさんを助ける。
雨の中、地面にひざまづいておじいさんを抱き起し、ずぶぬれになった。
そして、いざ、登壇。
Zepp福岡という大舞台で登壇するという、貴重な経験
興奮冷めやらぬ――とはならず、登壇翌朝、朝4時から、今度は立ち稽古ではなく、再び勉強に舞い戻ったのである。
新型コロナ対応で勉強予定が崩壊
勉強の予定が完全に崩れたのは、4月末に入ってからの新型コロナ感染拡大であった。
保育園の園児・職員に陽性者が多数発生したことから、何度も接触者を特定したり、園児保護者にPCR検査をお願いしたり、検査結果の把握をしたり、感染状況を時系列でまとめたりして、全体像の把握に努め、何度も市に報告するなど、新型コロナ対応に奔走した。
ゴールデンウイークは毎日ひっきりなしに感染報告が入った。
感染報告のたびに、感染状況の把握を再度組みなおす。
休まることが全く無かった。
ゴールデンウイーク明けには、私自身、3回目のワクチン接種をして、強い副反応に苦しむことになる。
5日間も激しい頭痛にのたうちまわる羽目になった。
決算準備の遅れ
5月下旬、新型コロナが収まりつつあった頃から、決算の遅れを取り戻すため、連日、深夜近くまで残業し、何とか業務を行った。
残業すると、早朝に起きられない。
そりゃあそうである。自明の理。
あたり前田のクラッカー。
早朝に起きられない結果、勉強に遅れが出始めていた。
勉強スケジュールが完全に狂い始めていた。
仕事が終わらない ⇒ 残業 ⇒ 朝起きられない ⇒ 勉強できない
『負のドミノ』に陥っていた。
決算登記が終わり、7月に入る。
連日続いた残業から解放され、ようやく勉強を再開することが出来た。
しかし、追い込みモードには程遠かった。
何しろ、疲労が蓄積していた。
昨年9月頃以降の修論執筆から休みがなかった。
頭が回らなかった。
時すでに遅しであった。
心理士の先生の激励で奮起
「時すでにお寿司遅し・・・」
心は完全に折れ、諦めていた。
試験の前週まで、試験地への飛行機・宿泊先ホテルの予約さえしていなかったのである。
巡回訪問で来られた臨床心理士(公認心理師)の先生に、「諦めています」と暗い顔で打ち明けると、力強い言葉で励まされる。
「ここまで来たのだから、最後まで頑張って、大丈夫、大丈夫」
公認心理師試験を目指した最初の気持ちを思い出していた。
——多職種連携の支援の一翼を担いたいと思っていたのではないか。
ここで諦めてどうする。
最後まで頑張ろう。
私の闘争心に火が付いた。
集中力のボルテージが上がる。
強行突破だ。やるしか、ない。
私は気合のアクセルを全開に踏み込んだ。
試験会場入り
試験場所は福岡会場にした。
空港から宿泊地へのアクセスの良さが試験会場を選定した決め手である。
試験の前日に福岡入りする。
飛行機の待ち時間、飛行中、移動時間もずっと勉強していた。
ホテルに到着すると、荷ほどきする間もなく、勉強を開始する。
スマホのタイマーを使い、30分単位で区切って休憩を入れて、勉強時間を積み重ねていく。
頭が冴えていた。
全く眠くないどころか、集中力がみなぎっているのが分かった。
目は大きく見開かれ、テキストを凝視。
完全にヤバイ人になっていた。
いざ試験に臨んだものの、難問に苦労した。
Twitterでは、公認心理師試験問題に出て来た謎のワード #愛の三角形 #俳人 がトレンドに上がっていた。
第5回試験の難易度は高かったようである。
悩みながら解いたものの、統計問題だけは、大学院時代に心理統計を勉強していたおかげで、自信を持って回答することができた。
――ついに、ついに、試験が終わった。
半年間の勉強生活に、ピリオドが打たれた。
解放感ひとしおだった。
不合格を確信
試験後、その足で飛行機に乗り、沖縄に帰る。
帰宅する頃には、受験予備校から解答速報が報じられていた。
―—さて自己採点。
合ってる。
ダメだ。
ダメだ。
合ってる。
ダメだ。
最初の数問の間違いで気持ちが完全に折れてしまった。
自己採点を諦めた。
試験問題を折り曲げてゴミ箱に投げ込む。
読み返す気すらない。
全く自信が無かったのである。
心理学への思い
落ち込んだものの、一晩眠って、私は気持ちを切り替えていた。
悔いなく頑張ったのだから、いいじゃないの。
「悔いなく」というところで、私は自分自身を最大限評価していた。
恐ろしく仕事が忙しい中、最後の鬼のような追い込みができたこと。
本当に褒めてやりたい。
ホテル内での缶詰め勉強も、集中して悔いなくやりきった。
悔いなくやりきったのであるから、次の目標に向かおう。
次は何をしようか。
サイボウズのkintoneを勉強したい。
IT基礎知識が皆無であるから、ITパスポートも学びたい。
同時に、「心理学を学びたい」という、渇望する思いが沸いてきた。
公認心理師試験の勉強の中で、私は心理学の面白さに開眼していた。
児童学よりも、心理学が面白いのではないか。
ついこの間、児童学で修士を出たばかりというのに、私は心理学に傾倒している自分に気づいた。
結果発表
7月の末頃、家族から「で、試験はどうなったの?」と試験合否をたずねるLINEが届いた。
試験? なにそれ?おいしいの?( ゚д゚)ポカーン
私の頭の中には公認心理師試験のことが一切残っていなかった。
何の試験かさえ、しばらく思い出せなかったのである。
何か試験を受けた気がする。
そういえば、福岡に行ったっけ。
公認心理師試験だ。忘れていた。
どうせ不合格なのである。
せめて、不合格を確認してから、次の目標に進もう。
軽い気持ちで受験番号を確認した。
あれ・・・?
私の目が点になった。
思わず3度見する。
番号が・・・ある。
驚いたことに、自分の受験番号が載っていたのである。
不合格を確信していた私は、自分の受験番号が載っているという現実を受け入れられなかった。
「誤植だ、そうに違いない」
そう思うことで、自分の気持ちを鎮めようとした。
薄氷の合格
しばらくして、合格通知が届いた。
「受験番号の誤植かもしれない説」は不成立となった。
本当に合格していたのである。
基準点をたった2点だけ上回った合格であった。
恐らく、心理統計の正解で追い上げた結果ではなかろうか。
首の皮1枚でつながった、薄氷の合格。
合格の重みに私は畏怖した。
公認心理師の登録証が届く
登録申請して4か月後、公認心理師の登録証が届いた。
保育園で運営をしながら、園児の発達の相談を受けたり、保護者に関わり支援をする日々。
子どもたちの瑞々しい成長発達は喜ばしく、目を見張るものがあるが、やはり、「気になる子」が増えていることには、気がかりであった。
子どもの行動の理由はなぜか。
どのように関われば良いのか。
確実な手がかりを得たかった。
保育園という子どもの発達臨床の現場に身を置いて、心理学の学びを常にフィードバックさせていきたい―—。
公認心理師登録証を手にしたことで、私の「学びたい」という意欲は、「学んでもいいんだ」という謎の安堵感に変化していた。
「学んでもいいかな?」
「いいとも!」
私の頭の中で、お昼の黒サングラスの方の声が響いていた。
放送大学で学ぶ
心理学を学ぶことは決まった。
では、フルタイムで働きながら学べる学び舎は、どこであろうか。
色々と考えた結果、放送大学の大学院の臨床心理学の科目を履修することにした。
いくつかの科目を履修した後は、放送大学大学院の修士課程で臨床心理学プログラムを専攻したい――。
ここまで考えて、はたと思い当たる。
「あれほど苦労して4年もかけて修了したのに、なんでまた、大学院に行こうとするんかい、ワレ!!」
心の中で割れんばかりの怒号を上げそうになり、慌てて、長州小力のネタ「キレてないですよ」を声に出して言い聞かせ、落ち着かせようとした。
危ない、危ない。
心理職なのにキレてどうする。
さて、大学院進学という、苦行の道を選択するとして、肝心なのは修士論文である。
修士論文は、一度書いた経験があるので、書き方は分かっている。
先行研究、問いの立て方、問いのフォーカス、論の立て方、論文の調べ方、引用文献のルールも押さえている。
研究内容によっては、研究倫理審査も通さなければならない。
先の大学院では、勤務する保育園の独自の保育内容を保育日誌から明らかにする、という研究をした。
さて、どうしよう。
大学院での研究テーマは何にしよう。
「好きこそものの上手なれ」という言葉を思い出す。
せっかくの機会なのである。
好きなことを、研究したいではないか。
創作執筆を生き甲斐にしている私の脳裏には、《人生の出来事、何もかも全て創作作品に生かしたい》という野望がある。
そうなると、心理学領域で、好きなことを論文にしたい。
ちなみに私が好きなのは、《ジャパニーズホラー》である。
中学生時代に「日本の民話」にのめり込んで以降、私は時代性を残す民俗的な風習にすこぶる興味が惹かれる傾向がある。
《ジャパニーズホラー》と言っても、時代性や地域性を漂わせる色調で、流血(残虐シーン)がほとんど無く、どことなく不穏な空気感の漂うミステリタッチのホラーを好んでいる。
・・・
コトリ、と物音がした。振り返るが、誰もいない。
しかし、気配は感じる。
―—きっと大丈夫だ、何もいない。
安心して、勉強を続けていると、ボールペンが滑って、机の下に落ちる。
ペンを拾い上げようとして、机の下をのぞき込むと、そこには、見覚えのない少年が膝を抱えて、うずくまっていた。
黒々とした目で、こちらを見つめている。
少年はまばたきをせずに、こちらを見ている。
少年の大きく口が開き、何かを呟いた――
・・・
といった具合のホラーである。
好きなジャパニーズホラーをテーマに修士論文を書くのなら、次のテーマはどうだろう。
「白石晃士監督のモキュメンタリー作品におけるジャパニーズホラー映画の情動描写 ー効果的な恐怖演出に着目してー」
テーマに関する先行研究を調べてみたが、心理学ではなく、映画文化領域であった。そりゃそうだ。
―—浮かれてはしゃいでしまったことを、ひたすら反省。
さて、現実的な研究分野の落とし所を考える。
児童学分野で修士課程を出たのだから、《児童学》×《臨床心理学》をかけ合わせた研究《児童臨床心理学》あたりが最適なのだろう。
――夢はまた、夢。
いつか、ジャパニーズホラーを研究したい。
そんな夢を見てまどろんでいた私の布団の横を、長い黒髪の白塗りお化けが這ってうごめいていた。
――という、夢を見た。
そんな、学びの秋である。
編集後記
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
いくつかのFacebook記事を再構成し、「学び直し」というテーマでまとめてみました。
大人が学び直すのは本当に大変です。
私の考える、大切なことは、以下のこと。
良く寝る、よく食べる、よく動く(体力維持)。
計画が頓挫したら、計画の組み立て直し。
勉強するとき、しない時のメリハリをつける。
できないときは諦める。一旦、離れる勇気。
勉強の意義を問い直す(なぜ学ぶのか)。
勉強範囲を細分化、スモールステップを大切に。
30分単位の勉強時間の積み上げ。時間は大切に。
がんばったら「ご褒美」でモチベーションアップ。
できると信じる。
あとは、頑張った自分を、とことん、褒めること。
「大人の学び直し」――一体、何のために学ぶのでしょうか。
リスキリング? キャリアアップ?
それは手段であって、目的ではないはずです。
勉強の目的――
それは、新しい自分を見つけるために他なりません。
学ぶこと。
それは、「生涯発達」を続ける、人間の生きる糧(生き甲斐)なのかもしれません。
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