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15年前不織布マスクで香水が防げるか実験した話

新入社員が香水臭くなったので

わりとよくある話かと思うんですが、職場の新入社員さんが慣れてくるとちょっとおしゃれして香水をつけるようになって、加減が分からなくなってやがて歩いた後が辿れるくらい臭くなるってことありますよね?ないですか?
わたしは香水や化粧品や柔軟剤の匂いがとにかくダメで、化粧品売り場は息止めて通り抜けるくらいだめなんです。
アロマの匂いは許容できるので、鼻がわがままなだけかな、と思うのですけど、臭いと頭痛起こすので、本当は「臭いです〜」って本人に言いたいけど、面と向かってはなかなか言えない。
香水つけるのは個人の自由だよね、とも思うし。

というわけで、慣れてきた新入社員さんがオニ臭くなったので、「マスクすれば防げるんじゃ!?」ということを考えついて実行したのはもう15年前。
その結果をまとめます。

実験結果

用意したものは不織布マスク50枚入り500円くらいのもの。
なるべく科学的にと思ったけど、そもそも素人なので科学的なふりしたら、あっという間にその道の人に論破されそうなので、匂いに敏感なおばはんの夏休みの自由研究という体で行きます。

実験結果のイメージ図

つけ始めから15分くらいはマスクで香水の元が遮られて、息苦しいものの、香水の匂いを嗅ぎたくないという当初の目的は達成できて「やったぜ!さすがマスクだぜ」と思っていました。

しかし、15分を過ぎた頃から、マスクをつけてないときより、つけている時の方が匂い始めました。
多分ですけど、呼吸することで、掃除機の紙フィルターの如く空間を漂ってる香水の粒子を不織布マスクの上に吸塵してしまって、空気中よりマスク上の方が香水の粒子の濃度が高くなってたんじゃないかと思います。

そして1時間も経つ頃には、自分の呼気の雑菌もマスク上に集塵してしまって、とにかく臭い以外の感想がないくらい臭くなりました。
人間、基本雑菌まみれですしね。
リステリンとかで多少は軽減されるけど、そもそも避けたかった香水が避けれてないので、実験はあえなく失敗に終わりました。
そして黙って転職しました。

その他のまとめ

マスクは安い商品以外に活性炭入りも試してみたけど、結果は変わらず。
不思議だったのは、一番香水を防げたのは、”濡らしたハンカチを口元に当てる”だった件。
上下左右隙間だらけなのに、なぜか爽やかでした。
ただ、乾くたびに濡らしにいくので、あっという間に雑巾臭くなるというまた別の問題が発生し、自分の顔もカピカピになるという副作用も発生しました。

というわけで、マスクのつけっぱなしは汚い、そもそも避けたいものも避けれてない、つけ初めの15分くらいは効果ありそう、ここぞというピンポイントで使用するのが一番有効かも、という自由研究の結果でした。
(花粉は粒子が大きそうだから避けれてるかもですね。花粉症ではないのでそこは実験していません)


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