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「コブタの気持ちもわかってよ」

この本は、私の娘たちが保育園に通っていた頃、ある研修会で、スクールカウンセラーが読み聞かせをしてくれたものです。
私はその時、その言葉の一つひとつを心に刻むように聴きました。
読み終えられた時、私はその場で溢れる涙をおさえることができませんでした。
「私は、我が子の気持ちをわかろうとしていなかった・・・」
学校で子どもたちに関わっている私なのに、できていなかったのです。
仕事、家事、育児、多忙な日々で目の前のことをこなすことに必死でした。

この本は、子どもの「心の中のセリフ」が綴られています。子どもたちも大人が感じているように、色々なことを感じ、色々なことを考えているということを教えてくれます。
大人は、自分だけが悩んでいるように感じてしまいます。でも、実は、子どもたちも誰にも話せず、つらい思いをしているのです。
子どもたちも1人の人として、独立した存在。
私たちは、そのことに気づいていないだけ。または、忘れてしまっているのかもしれません。

子どもの心が理解できないと、もし感じられたら、この本を手にとられることをおすすめします🌱

(私が大切に育てている「我が子が生きづらさを感じたら最初に読む本」から抜粋)


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